非金融企業の株式時価総額(米国)推移グラフ
非金融企業の株式時価総額は、米国の事業会社が発行している株式の時価総額(上場・非上場の合計)です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「資金循環統計(Financial Accounts of the United States、Z.1)」として四半期終了の約2ヶ月半後(3・6・9・12月中旬)に公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。株価の動きをそのまま反映し、名目GDPとの比率は株式市場の割高・割安の目安(バフェット指標)として知られます。同時に公表される非金融企業の債務残高と合わせて、企業の資金調達の構成も確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(水色の棒グラフ)が非金融企業の株式時価総額(兆ドル)、右軸(オレンジの折れ線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであれば株価の上昇などで時価総額が増えていることを意味します。データは未調整で、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 株式時価総額(兆ドル) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 非金融企業の株式時価総額とは
資金循環統計で「非金融法人企業」部門の負債として計上される株式(Corporate equities)の残高です。上場企業の株式は市場価格で、非上場企業の株式は推計値で評価されています。
🔢 算出方法
FRBが株式市場のデータや企業の財務データをもとに推計し、四半期ごとに「Z.1」として公表します。非金融企業の債務残高と同時に公表されます。季節調整は行われていません。
📈 経済への影響
ITバブル崩壊で2000年1〜3月期の約16.3兆ドルから2002年7〜9月期の約8.7兆ドルへ、金融危機で2007年7〜9月期の約17.6兆ドルから2009年1〜3月期の約10.0兆ドルへと大きく減少しました。その後は株価の上昇で拡大を続け、2026年4〜6月期には約83.1兆ドルとなっています。株高は家計の資産を増やし消費を支える一方、下落時には逆の効果が生じます。
📋 活用例
名目GDP(米国)と比較して株式市場の規模(バフェット指標)を確認したり、S&P500株価指数と合わせて株価の動きとの関係を確認できます。
よくある質問
非金融企業の株式時価総額(米国)とは何ですか?
米国の金融機関以外の企業(事業会社)が発行している株式の時価総額(上場・非上場の合計)です。企業から見ると株主に対する「負債」として資金循環統計に計上されます。米連邦準備制度理事会(FRB)が「資金循環統計(Financial Accounts of the United States、Z.1)」として四半期終了の約2ヶ月半後(3・6・9・12月中旬)に公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の非金融企業の株式時価総額の直近の値は?
2026Q2の非金融企業の株式時価総額(米国)は83.1兆ドルです。前年同期比 +27.1%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
バフェット指標とは何ですか?
株式市場全体の時価総額を名目GDPで割った比率で、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が株式市場の割高・割安の目安として紹介したことから知られています。この系列を名目GDPで割ると、2026年4〜6月期は約256%と、ITバブル期の2000年1〜3月期(約163%)を大きく上回り、1990〜2019年の平均(約105%)の2倍を超える過去最高の水準です。