民間投資家の米国債保有残高推移グラフ
民間投資家の米国債保有残高は、米国連邦政府の債務のうち、政府内部の勘定とFRBの保有分を除いて、国内外の民間投資家が保有する残高です。米財務省が「Treasury Bulletin」で四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。海外投資家の保有残高はこの内数で、FRBの保有残高と合わせて、国債の買い手の構成を確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(水色の棒グラフ)が民間保有残高(十億ドル(未調整))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであれば民間投資家による保有が増えていることを意味します。データは季節調整されておらず、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 民間保有残高(十億ドル(未調整)) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 民間投資家の保有残高とは
連邦政府債務の総額から、政府勘定(社会保障信託基金などが保有する債券)とFRBの保有分を差し引いた残高です。海外投資家の保有分を含むため、海外保有と国内民間保有を合わせたものになります。
🔢 算出方法
米財務省が各種の保有者の統計をもとに推計し、「Treasury Bulletin」で公表します。最新の四半期は推計値で、後に改定されることがあります。海外投資家の保有残高と同じタイミングで更新されます。
📈 経済への影響
1970年1〜3月期の約2,250億ドルから、2019年10〜12月期に約14.8兆ドル、2026年1〜3月期には約27.0兆ドルまで増えました。国債の発行が増える中で、民間投資家が買い手として国債をどれだけ吸収できるかは長期金利の水準を左右し、FRBが保有を減らす局面ではその役割が大きくなります。
📋 活用例
海外投資家の保有残高やFRBの保有残高と比較して国債の保有者の構成を確認したり、10年タームプレミアムと合わせて国債の需給の変化を確認できます。
よくある質問
民間投資家の米国債保有残高とは何ですか?
米国連邦政府の債務のうち、社会保障信託基金などの政府内部の勘定と、FRB(連邦準備制度)が保有する分を除いた、民間の投資家が保有する残高です。国内の銀行・投資信託・年金・保険会社・個人のほか、海外の中央銀行や投資家も含みます。米財務省が「Treasury Bulletin」で四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
民間投資家の米国債保有残高の直近の値は?
2026Q1の民間投資家の米国債保有残高は27,041.1十億ドル(未調整)です。前年同期比 +9.5%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
海外投資家の保有割合はどう変わりましたか?
民間投資家の保有残高のうち海外投資家が保有する割合は、2008年1〜3月期には約53%でしたが、2025年10〜12月期には約35%まで下がりました。国債の発行が急増する中で、海外の保有額も増えてはいるものの、国内の投資家(投資信託・銀行など)の保有がより速いペースで増えたためです。