実質個人消費支出の伸び率(米国、前期比年率)推移グラフ
実質個人消費支出の伸び率は、物価の影響を除いた米国の個人消費が、前の四半期からどれだけ伸びたかを年率に換算した値です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。個人消費はGDPの約7割を占めるため、実質GDP成長率と並んでGDP速報で最も注目される数値の一つです。水準は実質個人消費支出(四半期)で確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が実質個人消費支出の伸び率(前期比年率、%)を示します。ゼロより上であれば物価上昇分を除いても個人消費が拡大、下であれば縮小していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 実質個人消費支出の伸び率(前期比年率) |
|---|
このデータの説明
📊 実質個人消費支出の伸び率とは
GDP統計の実質個人消費支出(連鎖2017年基準・季節調整済み年率)の前期比を年率に換算したものです。1947年4〜6月期からのデータがあります。
🔢 算出方法
BEAが小売売上高やサービス業の統計などをもとに推計し、四半期終了の約1ヶ月後に速報値、その後2回の改定値を公表します。実質GDP成長率と同時に発表されます。
📈 経済への影響
個人消費は振れの小さい項目で、2010年代は平均で年率2.4%程度の伸びでした。一方、コロナ禍の2020年4〜6月期にはマイナス30.4%、7〜9月期にはプラス40.6%と大きく振れました。個人消費の減速は景気後退の入り口で見られることが多く、2008年の金融危機でも2008年7〜9月期から2009年4〜6月期まで4四半期連続でマイナスとなりました。
📋 活用例
実質GDP成長率(米国)と比べて成長の中身を確認したり、月次の実質個人消費支出(月次)や小売売上高で足元の消費の勢いを確認できます。
よくある質問
実質個人消費支出の伸び率とは何ですか?
米国の家計がモノやサービスに支出した金額から物価の影響を除いた実質個人消費支出が、前の四半期からどれだけ伸びたかを年率に換算した値です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の実質個人消費支出の伸び率の直近の値は?
2026Q2の実質個人消費支出の伸び率(米国、前期比年率)は3.4%(前期比年率・季節調整済み)です。前年同期差 +0.9pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
実質GDP成長率とはどんな関係がありますか?
個人消費は米国の実質GDPの約7割を占める最大の項目のため、個人消費の伸び率はGDP成長率の方向を大きく左右します。GDP速報のニュースで「個人消費は年率○%増」と報じられるのがこの数値です。個人消費の伸び率に約0.7を掛けた値が、おおよそGDP成長率への寄与度にあたります。