月次実質GDP成長率(BBK推計・米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

月次実質GDP成長率(BBK推計)は、シカゴ連邦準備銀行の研究者が開発したBrave-Butters-Kelley(BBK)指数の一つで、雇用・生産・消費など約490の月次経済指標から、四半期ごとにしか公表されない米国の実質GDPを月ごとの成長率(前月比年率)として推計したものです。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。実質GDP成長率(四半期)を月単位で細かく見られるため、景気の転換点を四半期統計より早くとらえる手がかりになります。

📖 この指標の読み方

横軸が月、縦軸が月次実質GDP成長率(前月比年率、%)を示します。ゼロより上であれば実質の経済規模が拡大、下であれば縮小していることを意味します。月ごとの値は振れが大きいため、直近3ヶ月の平均(四半期の成長率に相当)もあわせて確認するのがおすすめです。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。

calendar_month直近の値
最新(2026-06)
+1.9 %
直近3ヶ月平均(2026-04〜2026-06)
+1.4 %
年 ~ 年

データテーブル

年月 月次実質GDP成長率(前月比年率)

このデータの説明

📊 月次実質GDP成長率(BBK推計)とは

米国の実質GDPの前月比の伸びを年率に換算した推計値です。BEAの公式統計ではなく研究機関による推計で、1960年1月からのデータがあります。

🔢 算出方法

約490の月次経済指標と四半期の実質GDP成長率に動的因子モデルを当てはめて推計します。四半期の実質GDP成長率に合うように調整されており、新しいデータが入るたびに過去の値も改定されます。更新は毎月1回(月末〜月初頃)で、最新の値は約2ヶ月前の月になります。

📈 経済への影響

コロナ禍では2020年3月にマイナス42.3%、4月にマイナス72.0%と急落し、7月にはプラス44.5%と急回復しました。2008年の金融危機では2008年11月のマイナス11.1%が最も低い値でした。四半期のGDPでは見えにくい、四半期の途中での景気の急変をとらえられます。

📋 活用例

実質GDP成長率(四半期)と比べて四半期の中の動きを確認したり、同じく月次の景気指標であるシカゴ連銀全米活動指数や鉱工業生産指数と合わせて足元の景気の強さを確認できます。

quiz よくある質問

月次実質GDP成長率(BBK推計)とは何ですか?

シカゴ連邦準備銀行の研究者が開発したBrave-Butters-Kelley(BBK)指数の一つで、約490の月次経済指標と四半期の実質GDPから、米国の実質GDPが月ごとにどれだけ伸びたか(前月比年率)を推計したものです。現在はインディアナ大学ケリー・スクール・オブ・ビジネスのインディアナ・ビジネス・リサーチ・センターが作成し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の月次実質GDP成長率(BBK推計)の直近の値は?

2026-06の月次実質GDP成長率(BBK推計、前月比年率)は+1.9%です。直近3ヶ月(2026-04〜2026-06)の平均は+1.4%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

四半期の実質GDP成長率とはどんな関係がありますか?

BBKの月次GDPは、BEAが公表する四半期の実質GDP成長率に合うように作られているため、ある四半期の3ヶ月分の値を平均すると、その四半期の実質GDP成長率(前期比年率)におおむね近い値になります。例えば2026年1〜3月期は3ヶ月平均が2.2%程度、BEAの実績が2.1%でした。四半期の中で景気がどの月に強まり、どの月に弱まったかを確認できるのが特徴です。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: Brave-Butters-Kelley Indexes, Indiana Business Research Center; retrieved from FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/BBKMGDP).