賃金・俸給(雇用者報酬、米国)推移グラフ
賃金・俸給は、米国で働く人に支払われた賃金・給与の総額で、個人所得の約半分を占める最大の項目です。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。雇用者数・時給・労働時間の変化をまとめて反映し、家計の購買力の源泉を示します。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)が賃金・俸給の水準(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば家計の賃金収入が拡大、マイナスであれば縮小していることを意味します。データは季節調整済み年率で、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 賃金・俸給(十億ドル(季節調整済み年率)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 賃金・俸給とは
民間企業と政府で働く人に支払われた賃金・給与・賞与などの総額です。雇用主が負担する年金・医療保険などの保険料(雇用者報酬の補足部分)は含みません。
🔢 算出方法
BEAが雇用統計の雇用者数・賃金・労働時間などをもとに推計し、毎月下旬に個人所得と同時に前月分を公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の名目値です。
📈 経済への影響
コロナ禍では雇用の急減で2020年2月の年率約9.73兆ドルから4月の約8.71兆ドルへ約1割減少しましたが、その後は雇用の回復と賃上げで増加を続けています。賃金の伸びは消費を支える一方、伸びが大きすぎるとインフレの要因にもなるため、FRBも注目しています。
よくある質問
賃金・俸給(雇用者報酬)とは何ですか?
米国で働く人に支払われた賃金・給与の総額(社会保険料の雇用主負担などを除く)です。個人所得のうち最大の項目です。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の賃金・俸給の直近の値は?
2026-07の賃金・俸給(雇用者報酬、米国)は13,433.0十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同月比 +3.5%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
賃金・俸給は雇用統計の平均時給とどう違いますか?
平均時給は1時間あたりの賃金の水準を示しますが、賃金・俸給は「雇用者数×時給×労働時間」をすべて掛け合わせた国全体の支払総額です。雇用が増えても、時給が上がっても、労働時間が延びても増えるため、家計の所得全体の伸びを最もよく表します。個人所得の約半分を占めます。