賃金・俸給(雇用者報酬、米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

賃金・俸給は、米国で働く人に支払われた賃金・給与の総額で、個人所得の約半分を占める最大の項目です。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。雇用者数・時給・労働時間の変化をまとめて反映し、家計の購買力の源泉を示します。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)が賃金・俸給の水準(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば家計の賃金収入が拡大、マイナスであれば縮小していることを意味します。データは季節調整済み年率で、FREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-07)
13,433.0 十億ドル
1年前(2025-07)
12,982.5 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

年月 賃金・俸給(十億ドル(季節調整済み年率)) 前年同月比

このデータの説明

📊 賃金・俸給とは

民間企業と政府で働く人に支払われた賃金・給与・賞与などの総額です。雇用主が負担する年金・医療保険などの保険料(雇用者報酬の補足部分)は含みません。

🔢 算出方法

BEAが雇用統計の雇用者数・賃金・労働時間などをもとに推計し、毎月下旬に個人所得と同時に前月分を公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の名目値です。

📈 経済への影響

コロナ禍では雇用の急減で2020年2月の年率約9.73兆ドルから4月の約8.71兆ドルへ約1割減少しましたが、その後は雇用の回復と賃上げで増加を続けています。賃金の伸びは消費を支える一方、伸びが大きすぎるとインフレの要因にもなるため、FRBも注目しています。

📋 活用例

平均時給や非農業部門雇用者数と比較して、賃金総額の伸びが時給と雇用のどちらによるものかを確認できます。

quiz よくある質問

賃金・俸給(雇用者報酬)とは何ですか?

米国で働く人に支払われた賃金・給与の総額(社会保険料の雇用主負担などを除く)です。個人所得のうち最大の項目です。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。

米国の賃金・俸給の直近の値は?

2026-07の賃金・俸給(雇用者報酬、米国)は13,433.0十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同月比 +3.5%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

賃金・俸給は雇用統計の平均時給とどう違いますか?

平均時給は1時間あたりの賃金の水準を示しますが、賃金・俸給は「雇用者数×時給×労働時間」をすべて掛け合わせた国全体の支払総額です。雇用が増えても、時給が上がっても、労働時間が延びても増えるため、家計の所得全体の伸びを最もよく表します。個人所得の約半分を占めます。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/A576RC1).