売り出しから成約までの日数の中央値(Realtor.com・米国)推移グラフ
売り出しから成約までの日数の中央値は、米国の不動産ポータルサイトRealtor.comに掲載された住宅が、売りに出されてから契約が結ばれるまでにかかった日数の中央値です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が未調整の系列として毎月配信しています。住宅がどれだけ早く売れているかを示し、売り手と買い手のどちらが有利な市場かを判断する手がかりになります。同時に公表される売り出し中の住宅件数や値下げした売り出し物件数と合わせて見ることで、住宅市場の需給を把握できます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が売り出しから成約までの日数の中央値(日)、右軸(オレンジの破線)が前年同月差(日)を示します。日数が短くなっていれば住宅が早く売れる売り手有利の市場、長くなっていれば売れにくい買い手有利の市場に向かっていることを意味します。データは季節調整されておらず、冬に長く春から初夏に短くなる季節性があるため、前年同月との差で見るのがおすすめです。
データテーブル
| 年月 | 日数の中央値(日(未調整)) | 前年同月差 |
|---|
このデータの説明
📊 売り出しから成約までの日数の中央値とは
その月にRealtor.comで売り出し中だった住宅について、売りに出されてからの日数の中央値です。中古住宅が中心で、戸建て・コンドミニアム・タウンハウスなどを含みます。
🔢 算出方法
Realtor.comが自社サイトに掲載された物件のデータから集計し、毎月上旬に前月分を公表します。FREDには公表から数日以内に反映されます。
📈 経済への影響
コロナ禍後の住宅ブームで住宅がすぐに売れる状況となり、2022年4月には30日とデータ開始以来の最短を記録しました。その後は金利上昇で買い手が減り日数が伸び、2026年8月は60日と、コロナ前の2019年の平均(約64日)に近い水準まで戻っています。データ開始以来の最長は2017年1月の88日です。
📋 活用例
売り出し中の住宅件数と比べて在庫と売れ行きの関係を確認したり、売り出し価格の中央値と合わせて価格の先行きを考える材料にできます。
よくある質問
売り出しから成約までの日数の中央値とは何ですか?
米国の不動産ポータルサイトRealtor.comに掲載された住宅が、売りに出されてから買い手との契約が結ばれる(掲載が終わる)までにかかった日数の中央値です。日数が短いほど住宅がすぐに売れる売り手有利の市場、長いほど売れにくい買い手有利の市場であることを示します。データは2016年7月以降です。
米国の住宅の売り出しから成約までの日数の直近の値は?
2026-08の売り出しから成約までの日数の中央値(Realtor.com・米国)は60日です。前年同月差 +0日。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
なぜ冬に日数が長くなるのですか?
米国の住宅市場は、子どもの新学年に合わせて春から夏に引っ越す家庭が多いため、春から初夏に買い手が増えて住宅が早く売れ、冬は買い手が減って売れるまでに時間がかかります。例えば2026年は1月の78日に対し、4〜5月は52日でした。季節の影響を除くため、前年の同じ月と比べるのがおすすめです。