キャス貨物指数(出荷件数・米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

キャス貨物指数(出荷件数)は、物流費の支払い代行を手がけるキャス社が顧客企業の運賃の請求データから集計する、北米の貨物の出荷件数の指数(1990年1月=1)です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が未調整の系列として配信しています。政府統計より早く公表され、運賃支出額と合わせて物流の「量」と「価格」を確認できます。なお、FREDでの提供は2016年1月以降のみです。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数(1990年1月=1)、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば1年前より増えている(上昇している)こと、マイナスであれば減っている(下落している)ことを意味します。データは季節調整されていないため、前年同月比で見るのがおすすめです。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
1.038 指数
1年前(2025-08)
1.017 指数
年 ~ 年

データテーブル

年月 指数(指数(1990年1月=1・未調整)) 前年同月比

このデータの説明

📊 キャス貨物指数(出荷件数)とは

キャス社が年間数百億ドル規模の運賃の支払いを代行する顧客企業(製造業・小売業・化学品など)の請求データから、出荷の件数を集計した指数です。輸送手段はトラックが中心です。FREDでは2016年1月からのデータがあります。

🔢 算出方法

キャス社が前月分を毎月中旬に公表し、FREDには数日以内に反映されます。

📈 経済への影響

2018年5月に1.307と最高を記録しました。コロナ禍の2020年4月には0.923まで下がり、2022年8月には1.278まで回復しました。その後は荷動きの低迷が長く続き、2026年1月には0.886と2016年以降で最低となりました。2026年8月は1.038(前年同月比+2.1%)です。

📋 活用例

キャス貨物指数(運賃支出額)と比べて運賃の動きを確認したり、トラック輸送量指数や小売売上高と合わせて荷動きと消費の関係を確認できます。

quiz よくある質問

キャス貨物指数(出荷件数)とは何ですか?

物流費の支払い代行を手がけるキャス・インフォメーション・システムズ社が、顧客企業の運賃の請求データから集計する、北米の貨物の出荷件数の指数です(1990年1月=1)。トラック・鉄道・航空など輸送手段を問わない荷主側のデータで、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国のキャス貨物指数(出荷件数)の直近の値は?

2026-08のキャス貨物指数(出荷件数・米国)は1.038(指数(1990年1月=1・未調整))です。前年同月比 +2.1%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

キャス貨物指数はなぜ注目されるのですか?

実際に支払われた運賃の請求データにもとづくため、荷動きの実態を反映しやすく、前月分が翌月中旬に公表されるなど政府統計より早いためです。出荷件数の前年同月比は2022年以降マイナスの月が大半(2022年8月〜2026年8月の49ヶ月のうち44ヶ月)で、「貨物の不況(フレイト・リセッション)」と呼ばれる状況が長く続きました。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Source: Cass Information Systems, Inc. Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/FRGSHPUSM649NCIS).