中間層(資産上位10〜50%)が保有する純資産の割合(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

米国の世帯を純資産(資産−負債)の多い順に並べたとき、上位10%より下で上位50%以内(資産の順位で50〜90パーセンタイル)の40%の世帯、いわゆる中間層が保有する純資産が、家計の純資産全体に占める割合です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「分配金融勘定(Distributional Financial Accounts、DFA)」として、資金循環統計(Z.1)の家計の資産・負債を資産の多い順に世帯を並べた階層ごとに分けて推計し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が四半期の系列として配信しています(1989年7〜9月期以降)。上位1%と下位50%の間の層の資産の動きを示します。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、縦軸が資産上位10〜50%(中間層)の世帯が保有する純資産の割合(%)を示します。数値の変化で、資産の分布がどの層に偏っていくかを確認できます。データはFREDから四半期で取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
28.8 %
1年前(2025Q2)
30.1 %
年 ~ 年

データテーブル

四半期 中間層の資産シェア

このデータの説明

📊 分配金融勘定(DFA)とは

FRBの資金循環統計(Z.1)は家計全体の資産・負債の合計しか示しませんが、DFAはこれを「消費者金融調査(SCF)」の世帯ごとのデータを使って、資産の多い順に上位0.1%・上位1%(うち0.1%以外)・上位10%(うち1%以外)・中間の40%・下位50%などの階層に配分したものです。

🔢 算出方法

FRBが資金循環統計の公表(3・6・9・12月中旬)の後に四半期ごとに更新します。上位1%の純資産の割合などの系列と同時に更新され、過去にさかのぼって改定されることがあります。

📈 経済への影響

中間層の保有割合は1992年7〜9月期の36.7%をピークに低下し、2019年1〜3月期には28.3%と最も低くなりました。2026年4〜6月期は28.8%です。世帯数では全体の4割を占める層が、資産では3割弱しか保有していないことになります。

📋 活用例

上位1%の保有割合や下位50%の保有割合と比較したり、住宅価格指数と合わせて住宅価格の影響を確認できます。

quiz よくある質問

中間層(資産上位10〜50%)が保有する純資産の割合とは何ですか?

米国の世帯を純資産(資産−負債)の多い順に並べたとき、上位10%より下で上位50%以内(資産の順位で50〜90パーセンタイル)の40%の世帯、いわゆる中間層が保有する純資産が、家計の純資産全体に占める割合です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「分配金融勘定(Distributional Financial Accounts、DFA)」として、資金循環統計(Z.1)の家計の資産・負債を資産の多い順に世帯を並べた階層ごとに分けて推計し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が四半期の系列として配信しています(1989年7〜9月期以降)。

米国の中間層(資産上位10〜50%)が保有する純資産の割合の直近の値は?

2026Q2の中間層(資産上位10〜50%)が保有する純資産の割合(米国)は28.8%(未調整)です。前年同期差 -1.3pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

中間層の資産の特徴は?

中間層の資産は住宅と年金資産が中心で、株式の比率が富裕層より低い一方、住宅ローンなどの負債も抱えています。そのため住宅価格が上がる局面では割合が高まりやすく、株価が大きく上がる局面では上位層に比べて割合が下がりやすい特徴があります。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/WFRBSN40188).