銀行の貸出態度(クレジットカード・SLOOS・米国)推移グラフ
銀行の貸出態度(クレジットカード)は、米連邦準備制度理事会(FRB)が四半期ごとに実施する「上級融資担当者意見調査(Senior Loan Officer Opinion Survey)」のうち、クレジットカードの審査基準を「厳格化した」と答えた銀行の割合から「緩和した」銀行の割合を引いた値です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が四半期の系列として配信しています。企業向けの貸出態度と同じ調査の別項目で、家計向けの信用の出しやすさを示します。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が審査基準を厳格化した銀行の割合から緩和した銀行の割合を引いた値(%ポイント)を示します。プラスは銀行がカードの審査を厳しくしていること、マイナスは緩和していることを意味します。データはFREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 厳格化超幅 |
|---|
このデータの説明
📊 クレジットカードの貸出態度とは
過去3ヶ月間に、クレジットカードの新規発行や利用限度額の審査基準をどう変えたかを銀行に尋ね、「厳格化」と答えた銀行の割合から「緩和」と答えた銀行の割合を引いた値(厳格化超幅)です。
🔢 算出方法
FRBが国内の大手銀行を中心とする約80行の融資担当者に年4回アンケートを行い、1・4・7・10月頃の調査結果を翌月上旬(2・5・8・11月)に企業向けの貸出態度と同時に公表します。季節調整は行われていません。
📈 経済への影響
カードの審査が厳しくなると、家計は借入による消費がしにくくなり、個人消費の下押し要因になります。延滞の増加を受けて銀行が審査を厳しくする傾向があり、2023年も延滞率の上昇とともに30%ポイント前後の厳格化が続きました。
📋 活用例
クレジットカードローン延滞率(米国)と比較して延滞と審査姿勢の関係を確認したり、リボルビング消費者信用残高(米国)と合わせてカード借入の動きを確認できます。
よくある質問
銀行の貸出態度(クレジットカード・SLOOS)とは何ですか?
米連邦準備制度理事会(FRB)が四半期ごとに国内の銀行へ実施する「上級融資担当者意見調査(SLOOS)」の結果で、クレジットカードの審査基準を「厳格化した」銀行の割合から「緩和した」銀行の割合を引いた値(%ポイント)です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の銀行のクレジットカードの貸出態度の直近の値は?
2026Q3の銀行の貸出態度(クレジットカード、SLOOS、米国)は6.7%(未調整)です。前年同期差 -3.7pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
カードの審査が最も厳しくなったのはいつですか?
2020年7月調査(コロナ禍)の71.7%ポイントが1996年以降で最も高い水準です。失業の急増で返済不能になる家計が増えることを見込んで、多くの銀行がカードの審査を一斉に厳しくしました。翌2021年7月調査では給付金で家計の返済能力が改善し、マイナス37.3%ポイントと最も緩和的になりました。