FHFA住宅価格指数(全取引・米国)推移グラフ
FHFA住宅価格指数(全取引)は、米国連邦住宅金融庁(FHFA)が、政府系住宅金融機関(ファニーメイ・フレディマック)が扱う住宅ローンのデータから、同じ住宅の価格の変化を追跡して作成する住宅価格指数です。売買に加えて借り換え時の鑑定価格も含むため対象の取引が多く、1975年からの長期推移を確認できます。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が四半期の系列として配信しています。月次の動きはFHFA住宅価格指数(購入のみ)で確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(青の面グラフ)が指数(1980年1〜3月期=100)、右軸(オレンジの破線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであれば住宅価格が上昇、マイナスであれば下落していることを意味します。データは季節調整されていないため、前期比ではなく前年同期比で見るのがおすすめです。
データテーブル
| 四半期 | 指数(指数(1980年1〜3月期=100・未調整)) | 前年同期比 |
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このデータの説明
📊 FHFA住宅価格指数(全取引)とは
同じ住宅が繰り返し取引(または鑑定)された際の価格の変化から指数を作る「リピートセールス法」の指数です。1975年1〜3月期の約60から、2026年4〜6月期には約720と、およそ12倍になっています。
🔢 算出方法
FHFAがファニーメイ・フレディマックの適合ローン(融資額に上限のある住宅ローン)の売買・借り換えのデータから推計し、2・5・8・11月の下旬に前四半期分を公表します。高額物件や現金購入は対象外です。
📈 経済への影響
住宅バブル崩壊では2007年1〜3月期の380.3から2012年4〜6月期の308.1まで約19%下落しました。コロナ禍後は低金利と在宅需要で急騰し、2022年4〜6月期には前年同期比+20.4%とデータ開始以来最大の上昇率を記録しました。2026年4〜6月期は+3.0%と落ち着いています。
📋 活用例
ケース・シラー全米指数と比べて住宅価格の長期トレンドを確認したり、30年固定住宅ローン金利と合わせて金利と住宅価格の関係を確認できます。
よくある質問
FHFA住宅価格指数(全取引)とは何ですか?
米国連邦住宅金融庁(FHFA)が、ファニーメイ・フレディマックが買い取った住宅ローンのデータをもとに、同じ住宅の価格の変化を追跡して作成する住宅価格指数です。住宅の売買だけでなく、借り換え時の鑑定価格も含む「全取引」版で、1975年からの長期の四半期データがあります。
米国のFHFA住宅価格指数(全取引)の直近の値は?
2026Q2のFHFA住宅価格指数(全取引・米国)は719.9(指数(1980年1〜3月期=100・未調整))です。前年同期比 +3.0%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
月次のFHFA住宅価格指数(購入のみ)との違いは?
購入のみ指数は実際の売買価格だけを使う月次・季節調整済みの指数で、1991年からのデータです。全取引指数は借り換え時の鑑定価格も含めるため対象の取引が多く、1975年までさかのぼれる一方、四半期ごと・季節調整なしの公表です。長期の推移を見るなら全取引指数、足元の動きを早く見るなら購入のみ指数が向いています。