農業の個人事業所得(農家所得、米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

農業の個人事業所得(農家所得)は、米国経済分析局(BEA)がGDP統計(個人所得)の一部として推計する、個人事業として営まれる農家の所得です。在庫評価・資本減耗調整後の金額(季節調整済み年率)で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1947年からの四半期データを配信しています。農産物の価格や生産費、政府の農業補助金の変化で大きく動き、米国の農家の経営環境を示します。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、左軸(青の棒グラフ)が農家所得(十億ドル・季節調整済み年率)、右軸(オレンジの線)が前年同期比(%)を示します。年率換算のため、1四半期の値を4倍した年間の水準で表示されています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
65.5 十億ドル
1年前(2025Q2)
78.2 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

四半期 農家所得(十億ドル(季節調整済み年率)) 前年同期比

このデータの説明

📊 農家所得とは

個人事業主(法人化していない農家)が農業から得る所得で、農産物の販売額から肥料・飼料・燃料・人件費などの費用と減価償却を差し引き、政府からの農業補助金を加えた金額です。米農務省(USDA)の「純農業所得」に近い指標で、FREDでは本系列が農家の所得を示す代表的な系列です。

🔢 算出方法

BEAが米農務省のデータなどをもとに推計し、GDP統計の発表(速報値:四半期末の約1ヶ月後)に合わせて新しい四半期が加わります。

📈 経済への影響

穀物価格が高かった2013年の平均は875億ドルでしたが、価格の下落と米中貿易摩擦で2018年には321億ドルまで減りました(2019〜2020年は貿易摩擦の補償金などの政府支援で下支え)。2022年10〜12月期に994億ドルと過去最高を記録した後は減少し、2026年4〜6月期は655億ドル(前年同期比−16.2%)です。

📋 活用例

農産物の生産者物価と比べて価格と所得の関係を確認したり、農業向け融資の延滞率と合わせて農家の経営の厳しさを確認できます。

quiz よくある質問

農家所得とは何ですか?

農業の個人事業所得(農家所得)は、米国経済分析局(BEA)がGDP統計(個人所得)の一部として推計する、個人事業として営まれる農家の所得です。在庫評価・資本減耗調整後の金額(季節調整済み年率)で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1947年からの四半期データを配信しています。農産物の価格や生産費、政府の農業補助金の変化で大きく動き、米国の農家の経営環境を示します。

米国の農家所得の直近の値は?

2026Q2の農業の個人事業所得(農家所得、米国)は65.5十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同期比 -16.2%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

米国の農家所得はなぜ大きく変動するのですか?

農家所得は、農産物の販売額から肥料・飼料・燃料などの費用を差し引いた残りのため、農産物の価格や費用の小さな変化でも大きく動くためです。政府の補助金の影響も大きく、米中貿易摩擦で輸出が減った2019〜2020年は補償金が所得を下支えしました。2018年の平均は321億ドル、2022年10〜12月期は994億ドル(過去最高)でした。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/B042RC1Q027SBEA).