消費者物価指数(食料・エネルギーを除く財・米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

消費者物価指数(食料・エネルギーを除く財)は、米国の消費者物価指数(CPI)のうち、食料とエネルギーを除いたモノ(財)の価格を示す指数で、いわゆる「コア財」です。米労働省労働統計局(BLS)が毎月中旬にCPIとあわせて公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次系列(1982〜84年=100)として配信しています。コアCPIのうち財の部分で、コアサービスと合わせてインフレの要因を切り分けられます。供給網の混乱や関税の影響が表れやすい指標です。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば財の価格が上昇、マイナスであれば下落していることを意味します。データは季節調整済みでFREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
167.9 指数
1年前(2025-08)
166.8 指数
年 ~ 年

データテーブル

年月 指数(指数(1982-84年=100・季節調整済み)) 前年同月比

このデータの説明

📊 コア財とは

CPIの「Commodities less food and energy commodities」項目で、新車・中古車、家具・家電、衣料品、医薬品、娯楽用品などで構成されます。コアCPIの約4分の1を占めます。

🔢 算出方法

BLSが全米の都市で調査した価格をもとに算出し、毎月10〜15日頃にCPI(総合)と同時に公表します。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。

📈 経済への影響

2010年代の前年同月比は平均約0.2%とほぼ横ばいで、コアインフレを押し下げていました。コロナ禍後は半導体不足や物流の混乱で2022年2月に12.5%まで急上昇した後、供給制約の解消で急速に落ち着きました。

📋 活用例

消費者物価指数(エネルギーを除くサービス)と比較してインフレの要因を切り分けたり、輸入物価指数(米国)や関税収入と合わせて関税の影響を確認できます。

quiz よくある質問

消費者物価指数(食料・エネルギーを除く財)とは何ですか?

米国の消費者物価指数(CPI)のうち、食料とエネルギー(ガソリンなど)を除いたモノ(財)の価格を示す指数で、「コア財」とも呼ばれます。自動車、家具、衣料品、家電、医薬品などが含まれます。米労働省労働統計局(BLS)が毎月中旬にCPIとあわせて公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。

米国のCPIコア財の直近の値は?

2026-08の消費者物価指数(食料・エネルギーを除く財・米国)は167.9(指数(1982-84年=100・季節調整済み))です。前年同月比 +0.7%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

関税はコア財の価格にどう影響しますか?

コア財には家電・衣料品・家具・自動車部品など輸入品やその部品を使う品目が多く含まれるため、輸入関税が引き上げられると企業がコストを販売価格に転嫁し、コア財の価格が上がりやすくなります。一方、2010年代はグローバル化による安価な輸入品の影響で、コア財の前年同月比は約6割の月でマイナスでした。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/CUSR0000SACL1E).