実質国内総投資の伸び率(米国、前期比年率)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

実質国内総投資の伸び率は、物価の影響を除いた米国の民間投資(設備投資・住宅投資・在庫の増減)が、前の四半期からどれだけ伸びたかを年率に換算した値です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。GDPの中で最も振れが大きい項目で、景気の転換点では真っ先に大きく落ち込む傾向があります。水準は実質国内総投資で確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、縦軸が実質国内総投資の伸び率(前期比年率、%)を示します。ゼロより上であれば民間の投資が拡大、下であれば縮小していることを意味します。在庫の増減を含むため、四半期ごとにプラスとマイナスが入れ替わることも珍しくありません。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
2.7 %
1年前(2025Q2)
-13.8 %
年 ~ 年

データテーブル

四半期 実質国内総投資の伸び率(前期比年率)

このデータの説明

📊 実質国内総投資の伸び率とは

GDP統計の実質国内総投資(Gross Private Domestic Investment、連鎖2017年基準・季節調整済み年率)の前期比を年率に換算したものです。政府の投資は含まず、民間の設備投資・住宅投資・在庫変動の合計が対象です。1947年4〜6月期からのデータがあります。

🔢 算出方法

BEAが資本財の出荷、建設支出、企業在庫などの統計をもとに推計し、四半期終了の約1ヶ月後に速報値、その後2回の改定値を公表します。実質GDP成長率と同時に発表されます。

📈 経済への影響

投資は金利や企業の景況感に敏感で、景気後退期に大きく落ち込みます。2008年の金融危機では2008年10〜12月期にマイナス33.4%、2009年1〜3月期にマイナス38.3%となり、コロナ禍の2020年4〜6月期にもマイナス45.2%を記録しました。その反動で翌7〜9月期にはプラス98.6%と急回復しています。

📋 活用例

実質設備投資・実質住宅投資・実質民間在庫変動で内訳を確認したり、FF金利と合わせて金融政策が投資に与える影響を確認できます。

quiz よくある質問

実質国内総投資の伸び率とは何ですか?

米国の民間部門の投資(設備投資・住宅投資・在庫の増減)から物価の影響を除いた実質国内総投資が、前の四半期からどれだけ伸びたかを年率に換算した値です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の実質国内総投資の伸び率の直近の値は?

2026Q2の実質国内総投資の伸び率(米国、前期比年率)は2.7%(前期比年率・季節調整済み)です。前年同期差 +16.5pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

なぜ個人消費に比べて振れが大きいのですか?

企業の設備投資や家計の住宅購入は景気や金利の見通しで先送り・前倒しされやすく、在庫の積み増し・取り崩しも短期間で大きく変わるためです。2010年代の前期比年率のばらつき(標準偏差)は約8.6ポイントと、個人消費(約1.1ポイント)の8倍近くありました。2025年1〜3月期には関税前の駆け込み輸入に伴う在庫の積み増しでプラス23.3%、翌4〜6月期にはその反動でマイナス13.8%と大きく振れました。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/A006RL1Q225SBEA).