個人貯蓄額(米国)推移グラフ
個人貯蓄額は、米国の家計の可処分所得から個人支出を差し引いた残りの金額です。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。個人貯蓄率の分子にあたる金額で、家計が消費に回さずに残したお金の規模を示します。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)が個人貯蓄額の水準(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば家計の貯蓄が増えていることを意味します。データは季節調整済み年率で、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 個人貯蓄額(十億ドル(季節調整済み年率)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 個人貯蓄額とは
可処分所得(個人所得−税金)から、個人消費支出、利払い、移転支出を差し引いた残りです。預金に限らず、借入の返済や資産の購入に充てられた分も含む、家計全体の「使わなかった所得」を表します。
🔢 算出方法
BEAが可処分所得と個人支出の差として算出し、毎月下旬に公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の名目値で、所得と支出の推計の改定に伴い大きく改定されることがあります。
📈 経済への影響
コロナ禍で急増した貯蓄は、物価上昇が進んだ2022年には取り崩しが進み、2022年6月には年率約0.42兆ドルまで減少しました。住宅バブル期の2005年7月には約0.13兆ドルと非常に低い水準でした。貯蓄が少ないほど、所得が減ったときに消費を維持する余力が小さくなります。
よくある質問
個人貯蓄額(米国)とは何ですか?
米国の家計の可処分所得(税引後の所得)から、消費支出・利払い・移転支出などの個人支出を差し引いた残りの金額です。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の個人貯蓄額の直近の値は?
2026-07の個人貯蓄額(米国)は712.0十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同月比 -30.9%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
個人貯蓄率との違いは?
個人貯蓄率は貯蓄額を可処分所得で割った割合(%)で、個人貯蓄額はその分子にあたる金額そのものです。コロナ禍の2020年4月には、給付金と外出制限による消費の急減で年率約5.96兆ドルと、2019年の月平均(約1.18兆ドル)の約5倍に急増しました。この「過剰貯蓄」がその後の消費の回復を支えました。