住宅着工件数(集合住宅5戸以上・米国)推移グラフ
集合住宅(5戸以上)の着工件数は、米国で新たに建設が始まった、1棟に5戸以上の住戸がある集合住宅の戸数です。米国勢調査局(Census Bureau)と住宅都市開発省(HUD)が「新設住宅建設統計(New Residential Construction)」として毎月中旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。米国の集合住宅の多くは賃貸住宅のため、一戸建ての着工件数が持ち家需要を示すのに対し、この指標は賃貸住宅の供給の先行きを示します。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が集合住宅(5戸以上)の着工件数の水準、右軸(棒グラフ)が前月比増減(千戸)を示します。前月比がプラス(緑)であれば着工が増加、マイナス(赤)であれば減少していることを意味します。大型物件の着工の有無で月ごとに大きく振れるため、数ヶ月単位の傾向で見るのがおすすめです。データは季節調整済み年率で、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 集合住宅着工件数(千戸(季節調整済み年率)) | 前月比増減 |
|---|
このデータの説明
📊 集合住宅(5戸以上)の着工件数とは
民間の新設住宅のうち、1棟に5戸以上の住戸がある建物(アパート・マンションなど)の着工戸数です。棟数ではなく戸数で数えます。2000年以降、住宅着工全体の約25%を占めています。
🔢 算出方法
米国勢調査局とHUDが建築許可のサンプル調査をもとに推計し、毎月17〜19日頃に住宅着工件数(全体)と同時に公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の系列です。
📈 経済への影響
集合住宅の着工は完成までに1〜2年以上かかるため、着工の増減は数年後の賃貸住宅の供給量と家賃の動きにつながります。1973年3月に年率100万戸のピークをつけた後、2009年10月には5.3万戸まで落ち込みました。直近では2022年11月の62.9万戸をピークに、金利上昇や供給過剰で減少しました。
📋 活用例
住宅着工件数(一戸建て・米国)と比較して持ち家と賃貸の供給を切り分けたり、賃貸住宅空室率(米国)と合わせて賃貸住宅の需給を確認できます。
よくある質問
住宅着工件数(集合住宅5戸以上・米国)とは何ですか?
米国で新たに建設が始まった、1棟に5戸以上の住戸がある集合住宅(アパート・マンション)の戸数です。米国勢調査局(Census Bureau)と住宅都市開発省(HUD)が「新設住宅建設統計」として毎月中旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の集合住宅の着工件数の直近の値は?
2026-08の住宅着工件数(集合住宅5戸以上・米国)は344千戸(季節調整済み年率)です。前月比 -100千戸。前年同月比 -15.5%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
集合住宅の着工件数はなぜ月ごとの振れが大きいのですか?
集合住宅は1棟の着工で数十〜数百戸がまとめて計上されるため、大型物件の着工が重なった月とそうでない月で数値が大きく変わります。基調を見るには数ヶ月分の動きをならして確認するのが有効です。