社会保障年金の給付額(米国)推移グラフ
社会保障年金の給付額は、米国の公的年金制度「社会保障(Social Security)」から支払われる老齢・遺族・障害年金の総額です。米商務省経済分析局(BEA)が個人所得統計の項目として毎月下旬に公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。連邦政府の歳出の最大項目の一つで、政府からの社会給付の中心的な部分です。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)が社会保障年金の給付額の水準(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば給付が増えていることを意味します。毎年1月には物価に合わせた給付額の引き上げが反映されます。データは季節調整済み年率で、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 社会保障年金の給付額(十億ドル(季節調整済み年率)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 社会保障年金とは
米国の社会保障局(SSA)が運営する公的年金で、働く人と雇用主が納める社会保障税(給与税)を財源に、退職者とその家族(老齢・遺族年金)や、障害のある人(障害年金)に給付を行います。医療保険のメディケアは含みません。
🔢 算出方法
BEAが社会保障局の給付データをもとに推計し、毎月下旬に個人所得と同時に前月分を公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の名目値です。
📈 経済への影響
年金の給付は高齢者の所得と消費を支える一方、連邦政府の支出を構造的に押し上げます。社会保障の信託基金の積立金が将来不足するとの見通しから、給付と負担の見直しが議論されています。2026年7月の給付額は前年同月比で約5%増えました。
よくある質問
社会保障年金の給付額とは何ですか?
米国の公的年金制度「社会保障(Social Security、老齢・遺族・障害保険)」から家計に支払われた給付の総額です。米商務省経済分析局(BEA)が個人所得統計の項目として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の社会保障年金の給付額の直近の値は?
2026-07の社会保障年金の給付額(米国)は1,653.8十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同月比 +5.0%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
なぜ社会保障年金の給付額は増え続けるのですか?
ベビーブーム世代の引退で受給者が増えていることに加え、給付額が毎年、物価の上昇に合わせて引き上げられる(生計費調整、COLA)ためです。給付額は2010年1月の年率約6,760億ドルから、2016年1月に約8,840億ドル、2026年7月には約1.65兆ドルと、15年あまりで2倍以上になりました。年金財政の見通しは、連邦政府の長期的な財政問題の中心的な論点です。