米国の貿易政策の不確実性指数推移グラフ
貿易政策の不確実性指数は、経済政策不確実性指数(EPU)の分野別指数の1つで、米国の新聞記事のうち経済政策の不確実性に関する語と、関税・輸入障壁・貿易協定など貿易政策に関する語を同時に含む記事の割合から算出されます。関税をめぐる先行きの不透明感を直接示す指標で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1985年からの月次データを配信しています。
📖 この指標の読み方
横軸が年月、縦軸が指数を示します。1985〜2009年の平均がおおむね100になるよう基準化されており、100を上回るほど政策の先行きが不透明とみなされます。2025年の関税引き上げの局面で桁違いの水準まで上昇したため、それ以前の動きを確認するときは期間を絞って表示してください。データは未調整で、公表は約1〜2ヶ月遅れです。2025年4月の7,955.6が過去最高で、2010〜2017年の平均(75.5)の約100倍に達しました。
データテーブル
| 年月 | 貿易政策の不確実性指数 |
|---|
このデータの説明
📊 貿易政策の不確実性指数とは
経済政策不確実性指数の新聞記事の集計のうち、「tariff(関税)」「import duty(輸入関税)」「trade policy(貿易政策)」などの貿易政策に関する語を含む記事だけを数えて指数化したものです。
🔢 算出方法
新聞記事データベース(Access World NewsのNewsBank)に収録された米国の新聞記事を対象に、条件に合う記事の割合を月ごとに集計し、長期平均が100前後になるよう基準化しています。
📈 経済への影響
関税の引き上げや貿易協定の見直しが議論されると急上昇します。輸入企業の仕入れや、海外に生産拠点を持つ企業の投資判断に影響し、日本の輸出企業にとっても重要な指標です。
📋 活用例
関税収入や輸入物価指数と比べて関税の実際の影響を確認したり、株式市場ボラティリティ・トラッカー(貿易政策)で株式市場への波及を確認できます。
よくある質問
貿易政策の不確実性指数とは何ですか?
貿易政策の不確実性指数は、経済政策不確実性指数(EPU)の分野別指数の1つで、米国の新聞記事のうち経済政策の不確実性に関する語と、関税・輸入障壁・貿易協定など貿易政策に関する語を同時に含む記事の割合から算出されます。関税をめぐる先行きの不透明感を直接示す指標です。
貿易政策の不確実性指数の直近の値は?
2026-07の貿易政策の不確実性指数(米国)は1248.2です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
貿易政策の不確実性指数が過去に大きく上昇したのはいつですか?
2025年4月に7,955.6と過去最高を記録しました(2010〜2017年の平均は75.5)。2019年も米中貿易摩擦で年平均797.1まで上昇しています。その後は低下傾向ですが、2026年7月時点でも1,248.2と、2010年代前半までと比べて高い水準が続いています。