上位0.1%が保有する純資産の割合(米国)推移グラフ
米国の世帯を純資産(資産−負債)の多い順に並べたとき、上位0.1%(約13万世帯)の世帯が保有する純資産が、家計の純資産全体に占める割合です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「分配金融勘定(Distributional Financial Accounts、DFA)」として、資金循環統計(Z.1)の家計の資産・負債を資産の多い順に世帯を並べた階層ごとに分けて推計し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が四半期の系列として配信しています(1989年7〜9月期以降)。上位1%の保有割合のうち、さらに上位の超富裕層への資産の集中を示します。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が資産上位0.1%の世帯が保有する純資産の割合(%)を示します。数値の変化で、資産の分布がどの層に偏っていくかを確認できます。データはFREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 上位0.1%の資産シェア |
|---|
このデータの説明
📊 分配金融勘定(DFA)とは
FRBの資金循環統計(Z.1)は家計全体の資産・負債の合計しか示しませんが、DFAはこれを「消費者金融調査(SCF)」の世帯ごとのデータを使って、資産の多い順に上位0.1%・上位1%(うち0.1%以外)・上位10%(うち1%以外)・中間の40%・下位50%などの階層に配分したものです。
🔢 算出方法
FRBが資金循環統計の公表(3・6・9・12月中旬)の後に四半期ごとに更新します。上位1%の純資産の割合などの系列と同時に更新され、過去にさかのぼって改定されることがあります。
📈 経済への影響
上位0.1%の保有割合は1989年7〜9月期の8.6%から上昇を続け、2026年4〜6月期には15.0%と過去最高になりました。超富裕層の資産は株式や事業の持分が中心のため、株価の上昇局面で割合が高まりやすい特徴があります。
📋 活用例
上位1%の保有割合や下位50%の保有割合と比較して資産格差の全体像を確認したり、上位1%の株式の保有割合と合わせて株高の影響を確認できます。
よくある質問
上位0.1%が保有する純資産の割合とは何ですか?
米国の世帯を純資産(資産−負債)の多い順に並べたとき、上位0.1%(約13万世帯)の世帯が保有する純資産が、家計の純資産全体に占める割合です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「分配金融勘定(Distributional Financial Accounts、DFA)」として、資金循環統計(Z.1)の家計の資産・負債を資産の多い順に世帯を並べた階層ごとに分けて推計し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が四半期の系列として配信しています(1989年7〜9月期以降)。
米国の上位0.1%が保有する純資産の割合の直近の値は?
2026Q2の上位0.1%が保有する純資産の割合(米国)は15.0%(未調整)です。前年同期差 +0.9pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
上位0.1%と上位1%の違いは?
上位1%の保有割合は、上位0.1%とその下の0.9%(上位0.1〜1%)を合わせたものです。2026年4〜6月期には上位1%全体が32.5%を保有し、そのうち半分近くの15.0%を上位0.1%が占めています。上位0.1%の割合は1989年7〜9月期の8.6%から大きく上昇しており、資産の集中がごく一部の超富裕層でとくに進んでいることがわかります。