住宅ローン延滞率(一戸建て・米国)推移グラフ
住宅ローン延滞率は、米国の商業銀行が国内で保有する一戸建て住宅向けの住宅ローンのうち、返済が30日以上遅れている債権の割合です。米連邦準備制度理事会(FRB)が四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。家計の住宅ローン返済の健全性を示す指標で、銀行貸出延滞率(全貸出)のうち住宅ローン部分の動きを確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が住宅ローン延滞率(%)を示します。数値が上昇すると返済が遅れている住宅ローンの割合が増え、家計の返済能力の悪化や住宅価格の下落が起きていることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 住宅ローン延滞率 |
|---|
このデータの説明
📊 住宅ローン延滞率とは
商業銀行が国内の店舗で計上している一戸建て(1〜4世帯向け)住宅ローンの残高のうち、30日以上延滞している債権と利息の計上を停止した債権の割合です。ファニーメイ・フレディマックなどに売却されて銀行の手元にない住宅ローンは含みません。
🔢 算出方法
FRBが全米の商業銀行の決算報告(Call Report)をもとに集計し、四半期終了の約2ヶ月後に銀行貸出延滞率と同時に公表します。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。
📈 経済への影響
延滞が増えると差し押さえ物件が市場に出て住宅価格を押し下げ、それがさらに延滞を増やす悪循環につながることがあります。2008年の金融危機はこの住宅ローンの延滞の急増がきっかけとなり、延滞率は2010年1〜3月期に11.48%まで上昇しました。その後は貸出基準の厳格化で低い水準が続いています。
📋 活用例
住宅ローン返済負担率(米国)と合わせて家計の返済負担と延滞の関係を確認したり、住宅価格指数(ケース・シラー全米指数)と比較して住宅価格の下落と延滞の関係を確認できます。
よくある質問
住宅ローン延滞率(一戸建て・米国)とは何ですか?
米国の商業銀行が国内で保有する一戸建て住宅向けの住宅ローンのうち、返済が30日以上遅れている債権の割合です。米連邦準備制度理事会(FRB)が銀行の決算報告をもとに四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の住宅ローン延滞率の直近の値は?
2026Q2の住宅ローン延滞率(一戸建て・米国)は1.86%(季節調整済み)です。前年同期差 +0.08pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
住宅ローン延滞率が最も高かったのはいつですか?
2010年1〜3月期の11.48%が1991年以降で最も高い水準です。住宅バブルの崩壊で住宅価格が大きく下落し、サブプライムローンをはじめ返済できなくなる借り手が急増したためです。住宅バブル期の2004年10〜12月期には1.41%と最も低い水準でした。