値下げした売り出し物件数(Realtor.com・米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

値下げした売り出し物件数は、米国の不動産ポータルサイトRealtor.comに掲載されている売り出し中の住宅のうち、その月に売り出し価格を引き下げた物件の数です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が未調整の系列として毎月配信しています。希望価格で売れない物件がどれだけあるかを示し、住宅価格の調整の兆しをいち早くとらえる手がかりになります。同時に公表される売り出し中の住宅件数に占める割合もカードで確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(青の面グラフ)が値下げした売り出し物件数(件)、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。値下げ物件が増えていれば売り手が価格を下げないと売れない買い手有利の市場に向かっていること、減っていれば売り手有利の市場であることを意味します。データは季節調整されておらず、夏から秋に多く冬に少なくなる季節性があるため、前年同月比で見るのがおすすめです。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
402,572 件
1年前(2025-08)
397,100 件
売り出し中の物件に占める割合(2026-08)
35.3 %
年 ~ 年

データテーブル

年月 値下げした売り出し物件数(件(未調整)) 前年同月比

このデータの説明

📊 値下げした売り出し物件数とは

その月にRealtor.comで売り出し中だった住宅のうち、売り出し価格を引き下げた物件の数です。中古住宅が中心で、戸建て・コンドミニアム・タウンハウスなどを含みます。

🔢 算出方法

Realtor.comが自社サイトに掲載された物件のデータから集計し、毎月上旬に前月分を公表します。FREDには公表から数日以内に反映されます。

📈 経済への影響

住宅ブームの2022年2月には約6.5万件とデータ開始以来の最少となりましたが、金利の急上昇で買い手が減ると急増し、2022年7月には売り出し中の物件の約47%が値下げする状況となりました。2026年8月は約40.3万件で、2018年9月の約45.8万件(データ開始以来の最多)に近い水準です。

📋 活用例

売り出し価格の中央値やケース・シラー全米指数と合わせて住宅価格の先行きを確認したり、売り出しから成約までの日数と比べて売れ行きとの関係を確認できます。

quiz よくある質問

値下げした売り出し物件数とは何ですか?

米国の不動産ポータルサイトRealtor.comに掲載されている売り出し中の住宅のうち、その月に売り出し価格を引き下げた物件の数です。希望価格では買い手がつかない物件が増えているかを示し、住宅価格の先行きを占う材料になります。データは2016年7月以降です。

米国の値下げした売り出し物件数の直近の値は?

2026-08の値下げした売り出し物件数(Realtor.com・米国)は402,572件(未調整)です。前年同月比 +1.4%。売り出し中の物件の35.3%にあたります。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

値下げ物件の割合はどのくらいですか?

売り出し中の住宅件数に占める値下げ物件の割合は、コロナ前の2019年は平均で約27%でした。2026年8月は約35%で、売り出し中の住宅の3件に1件以上が値下げしています。値下げ物件の数は売り出し中の件数そのものの増減にも左右されるため、割合とあわせて見るのがおすすめです。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/PRIREDCOUUS).