消費者物価指数(医療・米国)推移グラフ
消費者物価指数(医療)は、米国の消費者物価指数(CPI)のうち、医療サービス・健康保険・医薬品など家計が負担する医療関連の価格を示す指数です。米労働省労働統計局(BLS)が毎月中旬にCPIとあわせて公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次系列(1982〜84年=100)として配信しています。長期的にCPI全体を上回るペースで上昇してきた項目で、米国の医療費の高さを示す指標です。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば医療関連の価格が上昇、マイナスであれば下落していることを意味します。データは季節調整済みでFREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 指数(指数(1982-84年=100・季節調整済み)) | 前年同月比 |
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このデータの説明
📊 CPIの医療とは
CPIの「Medical care」項目で、医療サービス(医師・病院・歯科などの診療、健康保険)と医療用品(処方薬・市販薬・医療機器)で構成されます。CPI全体の約7〜8%を占めます。
🔢 算出方法
BLSが全米の医療機関や薬局の価格を調査して算出し、毎月10〜15日頃にCPI(総合)と同時に公表します。健康保険は保険会社の収支から間接的に推計されるため、年に一度の手法の更新で大きく振れることがあります。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。
📈 経済への影響
2000〜2019年の前年同月比は平均約3.5%と、CPI総合(約2.2%)を上回るペースで上昇してきました。2022〜2023年は健康保険の推計方法の影響で大きく振れ、2022年9月に6.0%、2023年9月に−1.4%となりました。
📋 活用例
消費者物価指数(エネルギーを除くサービス)と比較してサービス価格全体に占める医療の動きを確認したり、PCEスーパーコアと合わせて人件費の比率の高いサービスの価格を確認できます。
よくある質問
消費者物価指数(医療)とは何ですか?
米国の消費者物価指数(CPI)のうち、医師・病院などの医療サービス、健康保険、医薬品・医療用品など、家計が負担する医療関連の価格を示す指数です。米労働省労働統計局(BLS)が毎月中旬にCPIとあわせて公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。
米国のCPI医療の直近の値は?
2026-08の消費者物価指数(医療・米国)は592.9(指数(1982-84年=100・季節調整済み))です。前年同月比 +1.6%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
米国の医療費はなぜ上がりやすいのですか?
医療は専門職の人件費の比率が高く、高度な医療技術や新薬の導入でコストが増えやすい一方、生産性の向上で価格を下げにくい分野だからです。2000〜2019年の医療CPIの前年同月比は平均約3.5%で、同じ期間のCPI総合(約2.2%)を大きく上回っていました。