シカゴ連銀調整済み金融環境指数(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

シカゴ連銀調整済み金融環境指数(ANFCI)は、シカゴ連邦準備銀行の金融環境指数(NFCI)から、景気とインフレの状態で説明できる部分を取り除いた指数です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が週次で配信しています。0はその時点の景気・インフレに見合った金融環境で、プラスはそれより引き締まった状態、マイナスは緩和的な状態を表し、金融環境が景気を冷やす方向に働いているか、支える方向に働いているかを判断できます。

📖 この指標の読み方

横軸が週、縦軸が指数を示します。0(灰色の線)より上は景気・インフレに見合った水準より引き締まった金融環境、下は緩和的な金融環境を意味します。データは週次で、FREDから取得しています。

calendar_month前年差比較
最新(2026-09-18)
-0.57
1年前(2025-09-12)
-0.57
調整前のNFCI(2026-09-18)
-0.56
年 ~ 年

データテーブル

週(金曜日時点) 指数

このデータの説明

📊 シカゴ連銀調整済み金融環境指数とは

NFCIの105の金融指標のそれぞれから、景気(シカゴ連銀全米活動指数)とインフレ(PCE物価指数)の動きで説明できる部分を除いてから合成した指数です。1971年からのデータがあります。

🔢 算出方法

シカゴ連銀が前週金曜日時点の値を毎週水曜日に公表します。新しいデータが入ると過去の値も改定されます。

📈 経済への影響

第1次石油危機後の1974年7月に5.19とデータ開始以来の最高を記録し、2008年の金融危機でも2008年12月に4.13まで上昇しました。一方、2010年以降は0を上回った週が全体の約4%しかなく、景気・インフレから見て緩和的な金融環境が続いています。FRBが急速に利上げした2022年も最高で-0.01と、0をほとんど上回りませんでした。

📋 活用例

シカゴ連銀金融環境指数(NFCI)と比べて景気の影響を除いた金融環境を確認したり、セントルイス連銀金融ストレス指数やFF金利と合わせて金融政策の効き具合を確認できます。

quiz よくある質問

シカゴ連銀調整済み金融環境指数(ANFCI)とは何ですか?

シカゴ連邦準備銀行が、金利・信用スプレッド・株価変動率・銀行の貸出態度など105の金融指標を合成した金融環境指数(NFCI)から、景気とインフレの状態で説明できる部分を取り除いた指数です。0はその時点の景気・インフレに見合った金融環境、プラスはそれより引き締まった状態、マイナスは緩和的な状態を表します。

シカゴ連銀調整済み金融環境指数の直近の値は?

2026-09-18のシカゴ連銀調整済み金融環境指数(米国)は-0.57(景気・インフレに見合った水準より緩和的な金融環境)です。調整前のNFCIは-0.56。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

調整前のNFCIとの違いは何ですか?

NFCIは景気が悪いときに金融環境が引き締まるという、景気と一緒に動く部分も含みます。ANFCIはその部分を除くため、景気の状態から見て金融環境が行き過ぎて引き締まっている(あるいは緩みすぎている)かを判断できます。例えば、景気が強いのに金融環境が引き締まっていればANFCIはプラスになり、金融面から景気を冷やす力が働いていると読み取れます。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/ANFCI).