銀行の消費者ローン残高(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

銀行の消費者ローン残高は、米国の商業銀行が個人向けに行っているクレジットカード・自動車ローンなどの消費者ローンの残高です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「H.8 米国商業銀行の資産・負債」として毎週公表するデータの月次平均で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次系列として配信しています。銀行貸出総額の約14%を占め、商工業貸出・不動産担保貸出と並ぶ銀行貸出の主要3分類の一つです。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)が消費者ローン残高の水準(十億ドル(季節調整済み))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば家計向け貸出が拡大、マイナスであれば縮小していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
1,917.6 十億ドル
1年前(2025-08)
1,828.5 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

年月 消費者ローン残高(十億ドル(季節調整済み)) 前年同月比

このデータの説明

📊 銀行の消費者ローン残高とは

米国内のすべての商業銀行(外国銀行の米国支店を含む)による、個人向けのクレジットカード(リボルビング払いを含む)、自動車ローン、その他の消費者ローンの残高です。

🔢 算出方法

FRBが銀行の週次報告をもとに「H.8 Assets and Liabilities of Commercial Banks in the United States」として毎週金曜日に公表し、FREDがその月次平均を配信しています。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。なお、2010年4月に会計基準の変更で証券化されたカードローンが銀行の帳簿に戻されたため、残高が約8,850億ドルから約1.16兆ドルへ不連続に増えています。

📈 経済への影響

家計の借入による消費の強さを示します。コロナ禍では外出自粛と給付金でカードの返済が進み、2020年2月の約1.60兆ドルから2020年8月の約1.51兆ドルまで減少しました。その後は物価上昇と消費の回復で増加しています。

📋 活用例

消費者信用残高(米国)と比較して銀行以外を含む家計の借入全体を確認したり、銀行の貸出態度(クレジットカード)と合わせて銀行の審査姿勢の影響を確認できます。

quiz よくある質問

銀行の消費者ローン残高とは何ですか?

米国の商業銀行が個人に対して行っている消費者ローン(クレジットカード、自動車ローン、学生ローン、その他の個人向けローン)の残高です。住宅ローンなど不動産担保の貸出は含みません。米連邦準備制度理事会(FRB)が「H.8」として公表するデータの月次平均で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。

米国の銀行の消費者ローン残高の直近の値は?

2026-08の銀行の消費者ローン残高(米国)は1,917.6十億ドル(季節調整済み)です。前年同月比 +4.9%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

消費者信用残高(G.19)との違いは?

消費者信用残高(G.19)は銀行に加えて、ノンバンク、信用組合、連邦政府(学生ローン)などすべての貸し手の消費者向け信用を合計した統計です。この系列は商業銀行が保有する分だけを対象とし、週次の銀行統計(H.8)をもとにしているため、消費者信用残高より早く銀行の貸出姿勢の変化を確認できます。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/CONSUMER).