実効FF金利(米国・日次)推移グラフ
📖 この指標の読み方
横軸が日付、縦軸が利回り(%)を示します。数値が上昇すると金融引き締め(利上げ)、低下すると金融緩和(利下げ)が進んでいることを意味します。FOMCの決定がある日の翌営業日に段差状に動きます。データは日次で、FREDから取得しています。休日・祝日はデータがありません。
データテーブル
| 日付 | 実効FF金利 |
|---|
このデータの説明
📊 実効FF金利とは
フェデラルファンド市場(銀行・政府系金融機関の間の無担保の翌日物の資金取引)で実際に成立した取引の金利を、取引量で重み付けした中央値です。FOMCはこの金利を誘導目標レンジの中に収めることを目標に金融政策を運営しています。
🔢 算出方法
ニューヨーク連銀が前営業日の取引データをもとに毎営業日の朝に公表し、FRBの「H.15」にも掲載されます。月平均のFF金利(月次)はこの日次の値を平均したものです。
📈 経済への影響
1981年7月には22.36%と過去最高を記録しました。金融危機後の2009年から2015年12月までは0〜0.25%のゼロ金利が続き、その後の利上げ局面を経て、インフレ対応の急速な利上げで2023年7月には5.33%まで上昇しました。短期金利の基準として、預金金利・貸出金利・短期国債利回りなどに波及します。
📋 活用例
FF金利誘導目標と比較してレンジ内の位置を確認したり、準備預金付利(IORB)やSOFRと合わせて短期金融市場の資金の需給を確認できます。
よくある質問
実効FF金利(日次)とは何ですか?
米国の銀行などがFRBに預けている準備預金を、翌日までの期間で貸し借りする際の金利(フェデラルファンド金利)の実際の取引の中央値(出来高加重)です。FRBの政策金利の誘導目標はこの金利を対象にしています。ニューヨーク連銀が毎営業日算出し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が日次の系列として配信しています。
米国の実効FF金利の直近の値は?
2026-09-24の実効FF金利(日次・米国)は3.88%(未調整)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
実効FF金利が誘導目標レンジを外れることはありますか?
通常はFRBの誘導目標レンジの中に収まりますが、短期金融市場で資金が急に不足すると外れることがあります。2019年9月17日には、法人税の納付と国債の決済が重なって短期資金が逼迫し、実効FF金利が2.30%と当時の誘導目標レンジ(2.00〜2.25%)の上限を上回りました。FRBはこれを受けて短期国債の買い入れなどで資金供給を増やしました。