米国30年実質金利(TIPS利回り)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18
次回更新予定: 2026年9月29日頃

米国30年実質金利(TIPS利回り)は、元本がCPIに連動する物価連動国債(TIPS)のうち、残存期間が30年の国債の利回りで、物価上昇分を除いた実質金利を示します。米国財務省が毎営業日公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が日次で配信しています。TIPSの最も長い年限で、10年実質金利と比べると、長期的な実質金利についての市場の見方を確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が日付、縦軸が米国30年実質金利(TIPS利回り)(%)を示します。実質金利が高いほど、お金を借りて投資・消費するコストが物価上昇を差し引いても高く、景気を冷やす方向に働きます。マイナスは、利回りが物価上昇率を下回っていることを意味します。データは毎営業日の値で、FREDから取得しています。

calendar_month前年差比較
最新(2026-09-24)
3.21 %
1年前(2025-09-24)
2.49 %
年 ~ 年

データテーブル

日付 実質金利

このデータの説明

📊 米国30年実質金利(TIPS利回り)とは

財務省が市場で取引されているTIPSの利回りから推計した、残存期間30年の一定満期利回りです。2010年からのデータがあります。同じ年限の名目の国債利回りとの差は、市場が予想する今後の平均インフレ率(ブレークイーブン・インフレ率)にあたります。

🔢 算出方法

米国財務省が毎営業日の市場の終値をもとに算出し、当日の夕方に公表します。FREDには翌営業日に反映されます。

📈 経済への影響

データ開始の2010年以降、コロナ禍の大規模な金融緩和で2020〜2021年はマイナスとなる日が多く、2021年12月3日には-0.59%と最低を記録しました。その後は上昇が続き、2026年9月24日には3.21%とデータ開始以来の最高になりました(1年前は2.49%)。同じ日の名目の30年国債利回りは5.47%です。

📋 活用例

米国30年国債利回り(名目)と合わせて名目金利の中身を確認したり、5年実質金利・10年実質金利と比べて実質金利の期間構造を確認できます。

quiz よくある質問

米国30年実質金利(TIPS利回り)とは何ですか?

元本が消費者物価指数(CPI)に連動して増減する米国の物価連動国債(TIPS)のうち、残存期間が30年の国債の利回りです。物価上昇分を差し引いた「実質」の金利にあたり、米国財務省が毎営業日公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国30年実質金利(TIPS利回り)の直近の値は?

2026-09-24の米国30年実質金利(TIPS利回り)は3.21%(未調整)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

30年の実質金利はなぜ重要ですか?

30年の実質金利は、年金基金や保険会社などが長期の運用利回りを考える際の基準になるほか、住宅や設備などの長期の投資の採算にも関わります。また、経済が長期的にどれだけ成長できるか(潜在成長率)や、景気を過熱も冷やしもしない中立的な金利水準についての市場の見方も反映します。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/DFII30).