電力生産指数(発電・送配電、米国)推移グラフ
電力生産指数は、FRB(米連邦準備制度理事会)が鉱工業生産統計(G.17)の一部として作成する、米国の電力業(発電・送配電)の生産量の指数(2017年=100)です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1972年からの月次データを季節調整済みの系列として配信しています。電力・ガス生産指数のうち電力の部分で、AI向けデータセンターなどによる電力需要の増加を示します。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数(2017年=100)、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば1年前より生産が増えていること、マイナスであれば減っていることを意味します。季節調整済みですが、猛暑・厳冬など天候による冷暖房需要の変化で月ごとに振れます。
データテーブル
| 年月 | 指数(指数(2017年=100・季節調整済み)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 電力生産指数とは
北米産業分類(NAICS)の2211「電力の発電・送電・配電」の生産量の指数で、発電量(kWh)などをもとに算出されます。
🔢 算出方法
FRB(米連邦準備制度理事会)が生産量や電力使用量などのデータから算出し、鉱工業生産統計(G.17)として毎月中旬(15〜17日頃)に前月分を公表します。季節調整済みの系列です。
📈 経済への影響
2000年の平均は89.6、2008年は100.6と増えた後、省エネの進展で2010年代は伸び悩み、2019年の平均は102.5でした。2020年代に入ってデータセンターや製造業の国内回帰で電力需要が増え、2025年12月に113.5と過去最高を記録しました。2026年8月は113.1(前年同月比+7.0%)です。
よくある質問
電力生産指数とは何ですか?
電力生産指数は、FRB(米連邦準備制度理事会)が鉱工業生産統計(G.17)の一部として作成する、米国の電力業(発電・送配電)の生産量の指数(2017年=100)です。
米国の電力生産指数の直近の値は?
2026-08の電力生産指数(発電・送配電、米国)は113.1(指数(2017年=100・季節調整済み))です。前年同月比 +7.0%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
米国の電力需要はなぜ増えているのですか?
AI(人工知能)向けのデータセンターの急増に加え、半導体・電池工場などの製造業の国内回帰や、電気自動車・ヒートポンプなどの電化の進展で電力需要が伸びているためです。電力生産指数は2010年代にはほぼ横ばいでしたが、2019年の平均102.5から2025年12月には113.5まで上がりました。