実質輸入(財・サービス、米国)推移グラフ
実質輸入(財・サービス)は、GDP統計の輸入(名目)から物価の変動を除いた数量ベースの輸入額(連鎖2017年基準)です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。実質GDP成長率への純輸出の寄与を見るのに適した系列です。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が実質輸入額(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率))を示します。前期・前年同期からの増減がプラスであれば輸入の数量が拡大、マイナスであれば縮小していることを意味します。データは季節調整済み年率で、四半期ごとにFREDから取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 実質輸入(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率)) |
|---|
このデータの説明
📊 実質輸入とは
財とサービスの輸入額を、2017年の価格を基準とした連鎖方式で実質化したものです。価格の上昇・下落の影響を除いて、輸入の「量」がどれだけ増減したかを示します。
🔢 算出方法
BEAが名目の輸入額を輸出入物価などの価格指数で割り引いて算出し、GDP速報値(1・4・7・10月末頃)とあわせて公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の系列です。
📈 経済への影響
2025年1〜3月期には関税の引き上げを前にした駆け込み輸入で年率約4.04兆ドルと過去最高に急増し、同期の実質GDP成長率を大きく押し下げました。翌4〜6月期には約3.71兆ドルへ急減し、反対に成長率を押し上げました。
📋 活用例
輸入(名目、GDPベース)と比較して価格の影響を確認したり、実質輸出(米国)と合わせて実質GDP成長率への純輸出の寄与を確認できます。
よくある質問
実質輸入(財・サービス、米国)とは何ですか?
GDP統計の輸入(財・サービス)から物価の変動を除き、2017年の価格で評価し直した数量ベースの輸入額です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の実質輸入の直近の値は?
2026Q2の実質輸入(財・サービス、米国)は3,871.2十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率)です。前年同期比 +4.5%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
名目の輸入と実質の輸入の違いは?
名目の輸入はドル建ての金額そのもので、輸入品の価格が上がるだけでも増えます。実質輸入は価格の変動を除いた数量ベースの金額で、輸入の「量」が本当に増えているかを示します。実質輸入が増えると、GDP成長率(実質)の計算上は押し下げ要因になります。