銀行預金残高(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

銀行預金残高は、米国の商業銀行が受け入れている預金の総額です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「H.8 米国商業銀行の資産・負債」として毎週公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの週次系列として配信しています。同時に公表される銀行貸出総額と並べると、銀行が集めた預金と貸出のバランスを確認できます。2023年春の地方銀行の破綻時には、預金流出の規模を追う指標として注目されました。

📖 この指標の読み方

横軸が週(毎週水曜時点)、縦軸が銀行預金残高(十億ドル(季節調整済み・週次))を示します。数値が上昇すると銀行に預金が集まり、下落すると預金が銀行の外(MMFや国債など)へ流出していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから週次で取得しています。

calendar_month前年同週比較
最新(2026-09-16)
19,568 十億ドル
1年前(2025-09-10)
18,387 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

週(水曜時点) 預金残高(十億ドル(季節調整済み・週次))

このデータの説明

📊 銀行預金残高とは

米国内のすべての商業銀行(外国銀行の米国支店を含む)が受け入れている預金の合計です。個人・企業の要求払預金、貯蓄預金、定期預金などで構成されます。M2マネーストックの大部分を占めます。

🔢 算出方法

FRBが銀行の週次報告をもとに、毎週水曜時点の残高を集計し、「H.8 Assets and Liabilities of Commercial Banks in the United States」として毎週金曜日に公表します。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。

📈 経済への影響

預金は銀行の貸出の原資です。2020年はコロナ禍の給付金や企業の資金確保で1年間に約13.2兆ドルから約16.1兆ドルへ急増しました。一方、2022年以降の利上げ局面では、より利回りの高い運用先へ資金が移って預金が減少し、2023年3月の銀行破綻で流出が加速しました。預金の流出が続くと、銀行は貸出を抑えざるを得なくなります。

📋 活用例

銀行貸出総額(米国)と比較して預貸のバランスを確認したり(直近の貸出総額は預金の約7割)、M2マネーストック(米国)と合わせてマネー全体の動きを確認できます。

quiz よくある質問

銀行預金残高(米国)とは何ですか?

米国の商業銀行が受け入れている預金(要求払預金・貯蓄預金・定期預金など)の総額です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「H.8」として毎週公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの週次系列として配信しています。

米国の銀行預金残高の直近の値は?

2026-09-16時点の銀行預金残高(米国)は19,568十億ドル(季節調整済み・週次)です。前年同週比 +6.4%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

2023年の銀行破綻のとき、預金はどう動きましたか?

2023年3月にシリコンバレー銀行などが相次いで破綻すると、預金者が銀行から資金を引き出し、商業銀行全体の預金残高は3月8日時点の約17.6兆ドルから3月29日時点の約17.2兆ドルへと、3週間で約3,300億ドル減少しました。預金はそれ以前から、利上げでより利回りの高いMMF(マネー・マーケット・ファンド)などへ資金が移ったことで、2022年4月の約18.2兆ドルをピークに減少していました。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/DPSACBW027SBOG).