農業向け融資の延滞率(銀行、米国)推移グラフ
農業向け融資の延滞率は、米国の商業銀行が保有する農業生産向けの融資(種子・肥料・飼料などの運転資金)のうち、返済が30日以上遅れている貸出の割合です。FRB(米連邦準備制度理事会)が「貸倒償却率・延滞率統計(Charge-Off and Delinquency Rates)」として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1987年からの未調整の系列を配信しています。農家所得が落ち込むと上昇しやすく、農家の経営の厳しさを示します。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が農業向け融資の延滞率(%)を示します。延滞率が上がっていれば返済に行き詰まる農家が増えていること、下がっていれば改善していることを意味します。データは季節調整されていないため、前年同期と比べるのがおすすめです。
データテーブル
| 四半期 | 農業向け融資の延滞率 |
|---|
このデータの説明
📊 農業向け融資の延滞率とは
商業銀行の農業生産向け融資(農地を担保にした不動産融資を除く)のうち、返済が30日以上遅れているか利息の計上を停止している貸出の割合です。
🔢 算出方法
FRBが銀行の財務報告(コール・レポート)から集計し、四半期末の約2ヶ月後(2・5・8・11月の下旬)に公表します。
📈 経済への影響
1980年代の農業危機の余波で1987年1〜3月期は10.76%と高い水準でしたが、その後は低下し、2014年10〜12月期に0.57%と最低を記録しました。穀物価格の下落で農家所得が減った2019年の平均は1.9%に上がり、2026年4〜6月期は1.10%です。
📋 活用例
農家所得と比べて所得の減少と延滞の関係を確認したり、企業向けローン延滞率と比較できます。
よくある質問
農業向け融資の延滞率とは何ですか?
農業向け融資の延滞率は、米国の商業銀行が保有する農業生産向けの融資(種子・肥料・飼料などの運転資金)のうち、返済が30日以上遅れている貸出の割合です。FRB(米連邦準備制度理事会)が「貸倒償却率・延滞率統計(Charge-Off and Delinquency Rates)」として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1987年からの未調整の系列を配信しています。農家所得が落ち込むと上昇しやすく、農家の経営の厳しさを示します。
米国の農業向け融資の延滞率の直近の値は?
2026Q2の農業向け融資の延滞率(銀行、米国)は1.10%(未調整)です。前年同期差 -0.06pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
農業向け融資の延滞率が高かったのはいつですか?
1980年代の「農業危機」(農産物価格と農地価格の暴落で多くの農家が破綻した時期)の余波が残る1987年1〜3月期の10.76%が、データのある期間で最も高い水準です。2000年の平均は2.5%、2019年の平均は1.9%で、2014年10〜12月期の0.57%が最低です。