MMF(マネー・マーケット・ファンド)残高(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月28日 01:18

MMF(マネー・マーケット・ファンド)残高は、短期の金融商品で運用する米国のMMFが保有する金融資産の総額です。FRB(米連邦準備制度理事会)の資金循環統計(Z.1)として四半期ごとに公表され、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。金利が上がると銀行預金からMMFへ資金が移るため、金融政策が家計・企業のお金の置き場所に与える影響を確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、左軸(棒グラフ)がMMF残高(百万ドル)、右軸(オレンジの線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであればMMFに資金が集まっていること、マイナスであれば資金が流出していることを意味します。データは四半期末の値で、季節調整されていません。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
8,441,374 百万ドル
1年前(2025Q2)
7,481,232 百万ドル
年 ~ 年

データテーブル

四半期 MMF残高(百万ドル(未調整)) 前年同期比

このデータの説明

📊 MMF残高とは

米国のMMF(政府系MMF・プライムMMF・免税MMFなど)が保有する金融資産の合計で、個人向け・機関投資家向けの両方を含みます。MMFが登場した1970年代以降(FREDでは1974年から)のデータがあります。

🔢 算出方法

FRBが資金循環統計(Financial Accounts of the United States、Z.1)として、四半期終了の約2ヶ月半後(3・6・9・12月中旬)に公表します。

📈 経済への影響

2008年の金融危機では2008年10〜12月期に約3.8兆ドルまで増えました。コロナ禍前の2019年10〜12月期は約4.0兆ドル、2021年10〜12月期は約5.2兆ドルでしたが、FRBの利上げで短期金利が上がると資金が流入し、2026年4〜6月期は約8.4兆ドル(前年同期比+12.8%)と過去最高を更新し続けています。

📋 活用例

銀行預金残高と比べて預金からの資金の移動を確認したり、FRBリバースレポ残高や米国3ヶ月国債利回りと合わせてMMFの運用先の動きを確認できます。

quiz よくある質問

MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは何ですか?

短期国債・レポ取引・コマーシャルペーパーなどの短期の金融商品で運用する投資信託です。元本の安全性が高く、預金に近い感覚で使われる一方、短期金利が上がると預金より高い利回りを得られることが多いため、金利上昇局面で資金が集まりやすい特徴があります。

米国のMMF残高の直近の値は?

2026Q2のMMF(マネー・マーケット・ファンド)残高(米国)は8,441,374百万ドル(未調整)です。前年同期比 +12.8%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

MMF残高が増えると銀行にどう影響しますか?

MMFの利回りが銀行預金の金利を上回ると、家計や企業が預金をMMFに移すため、銀行の預金が減りやすくなります。2022年以降のFRBの利上げ局面では、MMF残高が2021年末の約5.2兆ドルから大きく増えた一方、銀行預金は減少しました。2023年3月の地方銀行の破綻でも、預金からMMFへの資金の移動が注目されました。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/MMMFFAQ027S).