輸出物価指数(米国)推移グラフ
輸出物価指数は、米国から海外へ輸出される商品の価格の変化を示す指数です。米労働省労働統計局(BLS)が「輸出入物価指数(Import/Export Price Indexes)」として毎月中旬に公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が未調整の月次系列(2000年=100)として配信しています。同時に公表される輸入物価指数と比べることで、米国の交易条件(輸出品と輸入品の相対価格)の変化を確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば輸出物価が上昇、マイナスであれば下落していることを意味します。データは季節調整されておらず(未調整)、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 指数(指数(2000年=100・未調整)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 輸出物価指数とは
米国の居住者が海外の買い手に販売する商品の価格(ドル建て)の変化を指数化したものです。農産物、工業用原材料(燃料・化学品・金属)、資本財(機械・航空機)、自動車、消費財などが対象で、サービスは含みません。
🔢 算出方法
BLSが輸出企業への調査で集めた価格をもとに算出し、毎月中旬(14〜17日頃)に輸入物価指数と同時に公表します。季節調整は行われていません(Not Seasonally Adjusted)。
📈 経済への影響
輸出物価が輸入物価より速く上がると、同じ量の輸出でより多くの輸入品を買えるようになり(交易条件の改善)、米国全体の所得を押し上げます。米国はエネルギーの純輸出国になったため、原油・天然ガス価格の上昇は輸出物価を押し上げる方向に働きます。
📋 活用例
輸入物価指数(米国)と比較して交易条件の変化を確認したり、名目広義ドル指数と合わせてドル相場の影響を確認できます。日本の輸出物価指数とも比較できます。
よくある質問
輸出物価指数(米国)とは何ですか?
米国から海外へ輸出される商品(農産物・工業用原材料・資本財・消費財など)の価格の変化を示す指数です。米労働省労働統計局(BLS)が「輸出入物価指数」として毎月中旬に公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が未調整の系列(2000年=100)として配信しています。
米国の輸出物価指数の直近の値は?
2026-08の輸出物価指数(米国)は166.2(指数(2000年=100・未調整))です。前年同月比 +8.6%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
輸出物価は何によって動きますか?
米国の輸出には大豆・トウモロコシなどの農産物や、原油・天然ガス・石油製品などのエネルギー、化学品などの工業用原材料が多く含まれるため、国際商品市況の影響を大きく受けます。2022年5月にはロシアのウクライナ侵攻による資源・穀物価格の高騰で前年同月比18.6%まで上昇し、翌2023年6月には−11.8%まで下落しました。