政府からの社会給付(米国)推移グラフ
政府からの社会給付は、連邦政府・州政府などから家計に支払われる年金・医療保険・失業給付などの総額です。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。個人所得の約2割を占め、高齢化による年金・医療費の増加や、景気悪化時の経済対策の規模を示します。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)が政府からの社会給付の水準(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば給付が拡大していることを意味します。データは季節調整済み年率で、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 政府からの社会給付(十億ドル(季節調整済み年率)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 政府からの社会給付とは
個人所得のうち「移転所得(Personal current transfer receipts)」の中心となる項目で、社会保障(老齢・遺族・障害年金)、メディケア、メディケイド、失業保険、退役軍人給付、補助的栄養支援(SNAP)などの政府給付の合計です。
🔢 算出方法
BEAが連邦政府・州政府の財政データなどをもとに推計し、毎月下旬に個人所得と同時に前月分を公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の名目値です。
📈 経済への影響
社会給付は景気が悪化すると失業給付などで自動的に増え、家計の所得を下支えします(自動安定化装置)。一方、高齢化による年金・医療の給付の増加は、連邦政府の財政赤字が続く大きな要因になっています。
よくある質問
政府からの社会給付とは何ですか?
連邦政府・州政府などから家計に支払われる給付の総額で、社会保障年金、メディケア・メディケイド(医療保険)、失業保険、退役軍人給付、食料支援などが含まれます。米商務省経済分析局(BEA)が「個人所得と支出(Personal Income and Outlays)」として毎月下旬に前月分を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の政府からの社会給付の直近の値は?
2026-07の政府からの社会給付(米国)は5,124.2十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同月比 +5.1%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
コロナ禍で社会給付はどう動きましたか?
コロナ禍の経済対策で、現金給付(景気刺激小切手)や失業給付の上乗せが実施されたため、社会給付は2020年2月の年率約3.15兆ドルから4月には約6.40兆ドルへ倍増しました。2021年3月には3回目の現金給付で約8.15兆ドルと過去最高を記録しています。この給付が家計の貯蓄を急増させ、その後の消費の回復を支えました。