上位1%が保有する純資産額(米国)推移グラフ
上位1%が保有する純資産額は、FRB(米連邦準備制度理事会)の「分配金融勘定(Distributional Financial Accounts)」の系列で、資金循環統計(Z.1)の家計の資産・負債を、資産の多い順に並べた世帯の階層ごとに配分したものです。資産の多い上位1%の世帯が保有する純資産(資産から負債を差し引いた額)の合計で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1989年からの四半期データを配信しています。上位1%が保有する純資産の割合を、割合ではなく金額で示します。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(水色の棒グラフ)が純資産額(兆ドル)、右軸(オレンジの線)が前年同期比(%)を示します。FREDの単位は百万ドルですが、桁が大きいため兆ドルに換算して表示しています。物価の変動を除かない名目の金額です。
データテーブル
| 四半期 | 上位1%の純資産額(兆ドル) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 上位1%が保有する純資産額とは
米国の世帯を純資産の多い順に並べたとき、上位1%(約130万世帯)が保有する純資産の合計額です。株式・事業の持ち分・不動産などの資産から、住宅ローンなどの負債を差し引いた額です。
🔢 算出方法
FRBが資金循環統計(Z.1)と消費者金融調査(SCF)を組み合わせて推計し、四半期末の約3ヶ月後(3・6・9・12月の下旬)に公表します。1989年7〜9月期からのデータがあります。
📈 経済への影響
1989年7〜9月期の約4.7兆ドルから、株価の上昇に伴って増え続け、2026年4〜6月期は約60.3兆ドル(前年同期比+17.0%)と過去最高です。金融危機では2007年7〜9月期の約19.2兆ドルから2009年1〜3月期の約15.2兆ドルへ減りましたが、その後は株式を多く保有する上位1%の資産が大きく伸びました。
📋 活用例
下位50%が保有する純資産額と比べて資産格差を金額で確認したり、S&P500と合わせて株価との関係を確認できます。
よくある質問
上位1%が保有する純資産額とは何ですか?
上位1%が保有する純資産額は、FRB(米連邦準備制度理事会)の「分配金融勘定(Distributional Financial Accounts)」の系列で、資金循環統計(Z.1)の家計の資産・負債を、資産の多い順に並べた世帯の階層ごとに配分したものです。資産の多い上位1%の世帯が保有する純資産(資産から負債を差し引いた額)の合計で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1989年からの四半期データを配信しています。上位1%が保有する純資産の割合を、割合ではなく金額で示します。
米国の上位1%が保有する純資産額の直近の値は?
2026Q2の上位1%が保有する純資産額(米国)は60.3兆ドルです。前年同期比 +17.0%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
上位1%と下位50%の資産の差はどのくらいですか?
2026年4〜6月期は、上位1%の純資産額が約60.3兆ドル、下位50%が約4.3兆ドルで、上位1%は下位50%の約14倍の資産を保有しています。1989年7〜9月期は約6.5倍でしたが、金融危機後に下位50%の資産が大きく減った2011年1〜3月期には約72倍まで開きました。