FOMC経済見通し:FF金利(ドットチャートの中央値)グラフ
米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者(FRB理事と地区連銀総裁)が3・6・9・12月の会合で公表する「経済見通しの要約(SEP)」のうち、各参加者が適切と考える各年末の政策金利(FF金利の誘導目標の中央)の見通しの中央値です。参加者の見通しを点(ドット)で示した図から「ドットチャート」と呼ばれます。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。市場はこの中央値から今後の利下げ・利上げの回数を読み取り、FF金利の誘導目標の先行きを予想します。
📖 この指標の読み方
横軸が見通しの対象年、縦軸がその年の年末のFF金利の見通し(中央値、%)を示します。最新のFOMC経済見通しの値のみを表示しています。過去の会合の見通しはFREDの最新値では上書きされるため、このページでは扱っていません。
データテーブル
| 見通しの対象年 | FF金利の見通し(各年末・中央値) |
|---|
このデータの説明
📊 ドットチャートとは
FOMCの参加者(最大19人)が、それぞれ適切と考える各年末のFF金利の水準を点で示した図です。この系列は各年の見通しの中央値で、投票権の有無にかかわらず全参加者の見通しを対象にしています。
🔢 算出方法
FRBが3・6・9・12月のFOMC会合の最終日に、声明とともにSEPとして公表します。対象は当年から3年後までと長期で、FREDでは観測日が「見通しの対象年」になっています。
📈 経済への影響
ドットチャートの中央値が前回より上がると利下げが遅くなる(または利上げが近い)と受け止められ、国債利回りやドル相場が上昇しやすくなります。政策金利の見通しは住宅ローン金利や企業の借入コストにも波及します。
📋 活用例
長期のFF金利の見通しと比べて金融政策の引き締め・緩和の度合いを確認したり、米国2年国債利回りと比べて市場の予想との違いを確認できます。
よくある質問
FOMC経済見通しのFF金利(ドットチャート)とは何ですか?
米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者(FRB理事と地区連銀総裁)が3・6・9・12月の会合で公表する「経済見通しの要約(SEP)」のうち、各参加者が適切と考える各年末の政策金利(FF金利の誘導目標の中央)の見通しの中央値です。参加者の見通しを点(ドット)で示した図から「ドットチャート」と呼ばれます。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
FOMC経済見通しのFF金利(ドットチャート)の直近の値は?
最新のFOMC経済見通しでは、FF金利(各年末の見通しの中央値)は2026年末は4.1%、2027年末は4.1%、2028年末は3.9%、2029年末は3.6%です。詳しくはページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
ドットチャートからは何がわかりますか?
FOMC参加者が想定する今後の政策金利の道筋がわかります。2026年9月の見通しの中央値は、2026年末が4.1%、2027年末が4.1%、2028年末が3.9%、2029年末が3.6%で、長期的な水準(中立金利の目安)は3.2%でした。中央値は参加者19人の見通しの真ん中の値で、見通しのばらつきが大きいときは、中央値だけでなく分布も注目されます。