全要素生産性(米国)推移グラフ
米国の経済全体の生産のうち、労働と資本の投入の増加では説明できない部分の大きさを示す指数(2021年=1)で、技術進歩や経営の効率化などによる生産性を表します。オランダのフローニンゲン大学が作成する国際比較用のデータベース「ペン・ワールド・テーブル」の推計で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が年次の系列として配信しています。長期の経済成長の源泉を示す指標で、労働生産性の伸びの背景を知る手がかりになります。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸が全要素生産性(2021年=1の指数)を示します。線が右上がりであれば、労働や資本の投入以上に生産が増えている(生産性が向上している)ことを意味します。データは年次で、FREDから取得しています。
データテーブル
| 年 | 全要素生産性(2021年=1) | 前年比 |
|---|
このデータの説明
📊 全要素生産性(TFP)とは
経済全体の生産(GDP)の伸びのうち、働く人の数・労働時間・教育水準などの労働の投入と、設備などの資本の投入の伸びでは説明できない部分です。技術進歩・経営の効率化・資源の配分の改善などをまとめて表します。
🔢 算出方法
ペン・ワールド・テーブルが各国の国民経済計算・雇用・資本ストックのデータから推計します。新しい版は数年おきに公表され、FREDへの反映も不定期です(最新は2023年分)。このため、このページには次回更新予定日を表示していません。
📈 経済への影響
全要素生産性の伸びは、長期的な経済成長率(潜在成長率)と賃金の伸びを左右します。AIなどの新しい技術が生産性を押し上げるかどうかが、今後の米国経済の大きな論点になっています。
よくある質問
全要素生産性とは何ですか?
米国の経済全体の生産のうち、労働と資本の投入の増加では説明できない部分の大きさを示す指数(2021年=1)で、技術進歩や経営の効率化などによる生産性を表します。フローニンゲン大学の「ペン・ワールド・テーブル」の推計で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の全要素生産性の直近の値は?
2023年の全要素生産性(米国)は0.993です。前年比 +0.9%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
米国の全要素生産性はどのように推移してきましたか?
1954年の0.64から2023年には0.99まで上がりました。年平均の伸びは、1954〜1973年が約1.1%と高かった一方、1973〜1995年は約0.3%に鈍化しました。IT革命の1995〜2004年は約1.2%に加速しましたが、2004〜2019年は再び約0.3%にとどまっています。2022年は2021年から低下しましたが、2023年は上昇しました。