PCE物価指数(医療サービス・米国)推移グラフ
米国の個人消費支出(PCE)のうち医療サービスの価格の動きを示す物価指数(2017年=100)です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。FRBが物価目標に使うPCE物価指数の内訳で、公的医療保険が支払う分も含むため、医療サービスのCPIより対象が広いのが特徴です。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであれば医療サービスの価格が上昇していることを意味します。データは季節調整済みで、四半期ごとにFREDから取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 指数(指数(2017年=100・季節調整済み)) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 PCE物価指数(医療サービス)とは
GDP統計の医療サービスへの個人消費支出(病院・医師・歯科医・介護施設など)について、価格の変化を連鎖方式で測った指数です。名目の支出をこの指数で割ると実質の支出になります。
🔢 算出方法
BEAがCPI・PPIの医療関連の価格やメディケアの支払い単価などを組み合わせて算出し、GDP速報値(1・4・7・10月末頃)とあわせて新しい四半期を公表します。
📈 経済への影響
FRBが重視するPCE物価指数のうち、医療サービスは大きなウェイトを占めます。医療の価格は政府が決める支払い単価に左右される部分があり、景気や金融政策とは別の要因で物価の動きに影響します。
📋 活用例
医療サービスへの個人消費支出と比べて支出の伸びのうち価格による部分を確認したり、医療サービスのCPIと比べて指標による違いを確認できます。
よくある質問
PCE物価指数(医療サービス)とは何ですか?
米国の個人消費支出(PCE)のうち医療サービスの価格の動きを示す物価指数(2017年=100)です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国のPCE物価指数(医療サービス)の直近の値は?
2026Q2のPCE物価指数(医療サービス・米国)は124.2(指数(2017年=100・季節調整済み))です。前年同期比 +3.1%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
医療サービスのCPIとは何が違いますか?
CPIは家計が自分で支払う分(窓口負担や自分で払う保険料)を中心に価格を測るのに対し、PCE物価指数はメディケア・メディケイドなどの公的医療保険や雇用主が負担する保険から支払われる分も含めて測ります。PCEでは医療のウェイトが大きく、公的医療保険の支払い単価の改定の影響を強く受けます。2026年4〜6月期の前年同期比は+3.1%、過去10年間の平均は年約2.4%です。