小企業の資金需要(商工業貸出の需要判断、SLOOS、米国)推移グラフ

データ更新: 2026年10月03日 06:46
次回更新予定: 2026年11月5日頃

米国の銀行のうち、小企業(年間売上高5,000万ドル未満)からの商工業貸出の需要が「強まった」と答えた銀行の割合から「弱まった」と答えた割合を引いた値です。米連邦準備制度理事会(FRB)の「上級融資担当者意見調査(SLOOS)」で四半期ごとに公表され、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。大・中堅企業の資金需要の小企業版で、中小企業向けの貸出態度とあわせて小企業の資金繰りを確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期(調査時点)、縦軸が需要増加超幅(%ポイント)を示します。0より上であれば資金需要が強まったと答えた銀行の方が多く小企業の借入意欲が高まっていること、下であれば弱まっていることを意味します。データは季節調整されていません。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q3)
3.6 %
1年前(2025Q3)
-27.9 %
年 ~ 年

データテーブル

四半期 需要増加超幅

このデータの説明

📊 小企業の資金需要とは

SLOOSで、過去3か月の小企業からの商工業貸出の需要が「かなり強まった」「やや強まった」と答えた銀行の割合から、「やや弱まった」「かなり弱まった」と答えた割合を引いた値(需要増加超幅)です。

🔢 算出方法

FRBが約80の国内銀行に調査し、1・4・7・10月頃の調査結果を翌月上旬(2・5・8・11月)に公表します。FREDでは調査を行った月の日付で表示されます。

📈 経済への影響

小企業の借入需要は、設備投資や在庫の積み増し、雇用の拡大の意欲を反映します。小企業は米国の雇用の約半分を占めるため、資金需要の動きは景気の先行きを見る手がかりになります。

📋 活用例

大・中堅企業の資金需要と比べて企業規模による違いを確認したり、中小企業向けの貸出態度と合わせて資金の需要と供給の両面を確認できます。

quiz よくある質問

小企業の資金需要(SLOOS)とは何ですか?

米国の銀行のうち、小企業(年間売上高5,000万ドル未満)からの商工業貸出の需要が「強まった」と答えた銀行の割合から「弱まった」と答えた割合を引いた値です。米連邦準備制度理事会(FRB)の「上級融資担当者意見調査(SLOOS)」で四半期ごとに公表され、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の小企業の資金需要(SLOOS)の直近の値は?

2026Q3の小企業の資金需要(商工業貸出の需要判断、SLOOS、米国)は3.6%(未調整)です。前年同期差 +31.5pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

小企業の資金需要は最近どのように動いていますか?

利上げが続いた2023年4月の調査では−53.3と大きく落ち込み、その後もマイナスが続きました。2026年1月・4月の調査では0.0、7月の調査では+3.6とプラスに転じています(1年前の2025年7月は−27.9)。最も高かったのは2004年7月の+38.9、最も低かったのはリーマン・ショック後の2009年4月の−63.5です。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/DRSDCIS).