商業用不動産価格(BIS・米国、前年同期比)推移グラフ
米国のオフィス・商業施設・賃貸住宅などの商業用不動産の価格が、1年前と比べてどれだけ変化したかを示す伸び率です。国際決済銀行(BIS)が各国の商業用不動産価格の統計を集めて四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。在宅勤務の広がりによるオフィス需要の減少や金利の上昇で、商業用不動産の値下がりが続いた局面を確認でき、商業用不動産ローンの延滞率とあわせて金融システムへの影響を見る指標です。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が商業用不動産価格の前年同期比(%)を示します。ゼロより上であれば1年前より価格が上昇、下であれば下落していることを意味します。FREDでは前年同期比のみが提供されており、公表は数か月〜半年ほど遅れます。
データテーブル
| 四半期 | 商業用不動産価格(前年同期比) |
|---|
このデータの説明
📊 商業用不動産価格とは
BISが各国の中央銀行や民間の統計を集めて公表している商業用不動産価格の指数の前年同期比です。米国の値は、オフィス・小売店舗・工業施設・賃貸住宅などの商業用不動産の取引価格をもとにしています。
🔢 算出方法
BISが四半期ごとにデータを更新し、FREDに反映されます。更新の時期は不定期で、公表までに数か月〜半年ほどかかるため、このページには次回更新予定日を表示していません。
📈 経済への影響
商業用不動産への融資は中小の銀行の貸出に占める割合が高く、価格の下落は担保価値の低下や貸し倒れを通じて銀行の経営を圧迫します。2023年の地方銀行の破綻以降、オフィス市況の悪化が金融システムのリスクとして注目されました。
📋 活用例
商業用不動産ローンの延滞率と比べて価格の下落と融資の焦げ付きの関係を確認したり、住宅価格指数(20都市)と比べて住宅との違いを確認できます。
よくある質問
商業用不動産価格(前年同期比)とは何ですか?
米国のオフィス・商業施設・賃貸住宅などの商業用不動産の価格が、1年前と比べてどれだけ変化したかを示す伸び率です。国際決済銀行(BIS)が各国の商業用不動産価格の統計を集めて四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の商業用不動産価格(前年同期比)の直近の値は?
2026Q1の商業用不動産価格(BIS・米国、前年同期比)は6.6%(前年同期比・未調整)です。前年同期差 +9.3pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
商業用不動産の価格は最近どのように動いていますか?
金利の上昇とオフィス需要の減少で、2024年4〜6月期には前年同期比−10.3%と大きく下落しました。その後は下落幅が縮まり、2025年7〜9月期にプラスに転じ、2026年1〜3月期は+6.6%です。リーマン・ショック後の2009年10〜12月期には−29.9%まで落ち込んでいました。