伸縮価格CPI(アトランタ連銀・米国)推移グラフ

データ更新: 2026年10月03日 06:46
次回更新予定: 2026年10月13日頃

米国のCPIの品目のうち、価格が頻繁に改定される品目(食品・エネルギー・衣料品・自動車など)だけで計算した物価の上昇率(3ヶ月前比年率)です。アトランタ連銀がBLSのCPIをもとに毎月算出し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。価格改定の少ない品目で計算した粘着価格CPIと対になる指標で、景気や商品市況の変化を早く映します。

📖 この指標の読み方

横軸が月、縦軸が伸縮価格CPIの上昇率(3ヶ月前比年率、%)を示します。価格が頻繁に変わる品目だけで計算するため振れが非常に大きく、ゼロを大きく上下します。足元の物価の勢いの変化を早くつかむ目安として使います。データは季節調整済みです。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
-5.8 %
1年前(2025-08)
1.8 %
年 ~ 年

データテーブル

年月 伸縮価格CPI(3ヶ月前比年率)

このデータの説明

📊 伸縮価格CPIとは

BLSのCPIの品目ごとの価格改定の頻度(平均で4.3か月より短い間隔で価格が変わる品目)をもとに、価格が変わりやすい品目だけを集めて計算した物価の上昇率です。CPIの約3割を占めます。

🔢 算出方法

アトランタ連銀がBLSのCPIの品目別のデータから算出し、CPIの公表日に更新します。値は3か月前と比べた上昇率を年率に換算したもので、前年比ではありません。

📈 経済への影響

伸縮価格の品目は景気の変化に敏感で、景気の過熱や悪化をいち早く映します。一方で一時的な要因(天候・原油価格など)でも大きく動くため、粘着価格CPIと合わせて基調を判断します。

📋 活用例

粘着価格コアCPIと比べて一時的な変動と基調の違いを確認したり、WTI原油価格と合わせてエネルギー価格の影響を確認できます。

quiz よくある質問

伸縮価格CPI(アトランタ連銀)とは何ですか?

米国のCPIの品目のうち、価格が頻繁に改定される品目(食品・エネルギー・衣料品・自動車など)だけで計算した物価の上昇率(3ヶ月前比年率)です。アトランタ連銀がBLSのCPIをもとに毎月算出し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の伸縮価格CPI(アトランタ連銀)の直近の値は?

2026-08の伸縮価格CPI(アトランタ連銀・米国)は-5.8%(3ヶ月前比年率・季節調整済み)です。前年同月差 -7.6pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

伸縮価格CPIと粘着価格CPIはどう違いますか?

アトランタ連銀は、CPIの品目を価格改定の頻度で2つに分けています。伸縮価格の品目(食品・ガソリン・衣料品など)は需要や原料価格の変化にすぐ反応し、2010年代の標準偏差は約5.6ptと振れが大きいのに対し、粘着価格の品目(家賃・医療・教育など)は動きがゆっくりで、先々のインフレ予想を反映しやすいとされます。伸縮価格CPIは2026年5月に+22.4%まで上がった後、8月は−5.8%です(粘着価格コアCPIは前年比+2.7%)。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/FLEXCPIM679SFRBATL).