住宅価格指数(ケース・シラー20都市指数)推移グラフ
米国の主要20都市(ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴなど)の住宅価格の動きを示す指数(2000年1月=100)で、同じ住宅の売買価格を比べる「リピートセールス法」で算出されます。S&P Dow Jones IndicesとCotality(旧CoreLogic)が毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。ニュースで「ケース・シラー住宅価格指数(20都市)は前年比○%上昇」と報じられる代表的な指数で、全米指数と同時に発表されます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば住宅価格が上昇、マイナスであれば下落していることを意味します。データは季節調整済みで、発表は約2か月遅れです。
データテーブル
| 年月 | 指数(指数(2000年1月=100・季節調整済み)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 ケース・シラー20都市指数とは
経済学者のカール・ケースとロバート・シラーが開発した住宅価格指数で、同じ一戸建て住宅が売買された時の価格の変化を集計するため、売れた住宅の質の違いの影響を受けにくい特徴があります。20都市の指数は2000年1月から公表されています。
🔢 算出方法
各都市の登記データなどをもとに、直近3か月の売買を移動平均して算出し、2か月前の月の値を毎月最終火曜日に公表します。このため、他の住宅統計よりも発表が遅くなります。
📈 経済への影響
住宅価格の上昇は家計の資産を増やし、消費を後押しする「資産効果」があります。一方で、住宅の取得しやすさを悪化させ、家賃の上昇を通じて物価にも影響します。
📋 活用例
全米指数やFHFA住宅価格指数と比べて都市部の価格の動きを確認したり、住宅ローン金利と合わせて価格の変化の背景を確認できます。
よくある質問
住宅価格指数(ケース・シラー20都市指数)とは何ですか?
米国の主要20都市の住宅価格の動きを示す指数(2000年1月=100)で、同じ住宅の売買価格を比べる「リピートセールス法」で算出されます。S&P Dow Jones IndicesとCotality(旧CoreLogic)が毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。
米国の住宅価格指数(ケース・シラー20都市指数)の直近の値は?
2026-07の住宅価格指数(ケース・シラー20都市指数)は345.6(指数(2000年1月=100・季節調整済み))です。前年同月比 +2.5%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
20都市指数はこれまでどのように動いてきましたか?
住宅バブルの2006年4月に約207でピークをつけ、リーマン・ショック後の2012年3月には約137まで約34%下落しました。前年同月比の最大の下落は2009年1月の−18.9%です。その後は上昇が続き、コロナ禍の住宅ブームの2022年3月には前年同月比+21.2%に達しました。2026年7月は約346で過去最高、前年同月比は+2.5%(全米指数は+1.9%)です。