FOMC経済見通し:長期のFF金利(中央値)推移グラフ
米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者(FRB理事と地区連銀総裁)が3・6・9・12月の会合で公表する「経済見通しの要約(SEP)」のうち、景気や物価に対して緩和的でも引き締め的でもない、長期的に落ち着く政策金利の水準(長期のFF金利)の見通しの中央値です。中立金利の目安として注目されます。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。足元の政策金利がこの水準より高ければ金融政策は引き締め的、低ければ緩和的とみなされます。
📖 この指標の読み方
横軸がFOMCの経済見通しの公表日、縦軸が長期のFF金利の見通し(中央値、%)を示します。値は年4回の会合ごとに更新されます。値が上がっているときは、FOMCが中立金利(景気を冷やしも温めもしない金利)を以前より高く見ていることを意味します。
データテーブル
| 公表日 | 長期のFF金利の見通し(中央値) |
|---|
このデータの説明
📊 長期のFF金利とは
経済に新たなショックがなく、景気と物価が目標に沿って安定したときに、長期的に落ち着くと各参加者が考える政策金利の水準です。実質の中立金利に、2%の物価目標を加えた値に近い考え方です。
🔢 算出方法
FRBが3・6・9・12月のFOMC会合の最終日にSEPとして公表します。FREDでは公表日ごとの値として提供されており(頻度は不定期)、このページでは公表日をそのまま日付として表示しています。
📈 経済への影響
中立金利が高いと考えられるほど、現在の金利水準でも景気を冷やす効果は小さいとみなされ、利下げの余地も小さくなります。長期の国債利回りの水準を考える目安にもなります。
📋 活用例
ドットチャートの各年末の見通しと比べて金利の道筋を確認したり、実効FF金利と比べて現在の金融政策の引き締め度合いを確認できます。
よくある質問
FOMC経済見通しの長期のFF金利とは何ですか?
米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者(FRB理事と地区連銀総裁)が3・6・9・12月の会合で公表する「経済見通しの要約(SEP)」のうち、景気や物価に対して緩和的でも引き締め的でもない、長期的に落ち着く政策金利の水準(長期のFF金利)の見通しの中央値です。中立金利の目安として注目されます。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
FOMC経済見通しの長期のFF金利の直近の値は?
2026-09-16のFOMC経済見通し:長期のFF金利(中央値)は3.20%(長期の見通し)です。1年前の会合との差 +0.20pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
長期のFF金利の見通しはどのように変わってきましたか?
2012年1月の公表開始時は4.3%でしたが、低成長・低インフレが続いたため引き下げられ、2022年3月には2.4%と最も低くなりました。2023年は2.5%で推移した後、インフレと金利の高止まりを背景に2024年から上がり始め、2024年12月に3.0%、2026年9月には3.2%となっています。