実質GNP(国民総生産、米国)推移グラフ
米国の居住者(企業・個人)が国内外で生み出した付加価値の合計を、物価変動の影響を除いた実質値(2017年連鎖価格)で示したものです。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。実質GDPに、海外からの所得の受け取り(海外子会社の利益・海外投資の利子や配当など)を加え、海外への所得の支払いを差し引いたものにあたります。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が実質GNP(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率))を示します。金額は「その四半期のペースが1年間続いた場合」の年率換算値で、物価変動の影響を除いた2017年連鎖価格の実質値です。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 実質GNP(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率)) |
|---|
このデータの説明
📊 実質GNPとは
米国の居住者が生み出した所得の大きさを示す指標で、かつては経済規模の代表的な指標でしたが、1991年に米国の代表指標はGDPに切り替えられました。日本の「国民総所得(GNI)」とほぼ同じ考え方です。
🔢 算出方法
海外との所得の受け払いの推計が必要なため、GDP速報値では公表されず、約1ヶ月後のGDP改定値(2・5・8・11月下旬頃)で新しい四半期が加わります。
📈 経済への影響
海外への投資が多い国ほど海外からの所得の受け取りが大きく、GNPがGDPを上回ります。米国は海外資産からの受け取りと、海外投資家への支払いがほぼ同じ規模のため、GDPとの差はわずかです。
📋 活用例
実質GDPと比べて海外との所得の受け払いを確認したり、実質GDI(国内総所得)と合わせて所得面から経済の規模を確認できます。
よくある質問
実質GNP(国民総生産)とは何ですか?
米国の居住者(企業・個人)が国内外で生み出した付加価値の合計を、物価変動の影響を除いた実質値(2017年連鎖価格)で示したものです。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の実質GNP(国民総生産)の直近の値は?
2026Q2の実質GNP(国民総生産、米国)は24,423.0十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率)です。前年同期比 +2.4%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
GDPとGNPはどう違いますか?
GDP(国内総生産)は米国の国内で生み出された付加価値の合計で、GNP(国民総生産)は米国の居住者が国内外で生み出した付加価値の合計です。GNPはGDPに海外からの所得の受け取りを加え、海外への支払いを差し引いて求めます。米国は受け取りと支払いがほぼ釣り合っており、2026年4〜6月期の実質GNPは実質GDPを約150億ドル上回る程度です。