操業短縮手当の受給者数(ドイツ)推移グラフ
操業短縮手当(Kurzarbeitergeld)は、景気の悪化などで企業が一時的に労働時間を短縮する場合に、減った賃金の一部を連邦雇用庁が補う制度で、日本の雇用調整助成金に近い仕組みです。解雇を避けて雇用を守る効果があり、金融危機やコロナ禍で大きく活用されました。Destatis(ドイツ連邦統計局)が連邦雇用庁の受給者数のデータを掲載しています。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸が受給者数(万人)、右軸(オレンジの破線)が前年同月差(万人)を示します。連邦雇用庁が公表する原数値で、冬に多く夏に少ないなどの季節的な動きがあるため、1年前の同じ月と比べて見ると傾向がわかりやすくなります。受給者数は月によって大きく変動するため、変化率ではなく人数の差で示しています。データは実際の支給の確定に時間がかかるため、数か月遅れで公表されます。
データテーブル
| 年月 | 受給者数(万人) | 前年同月差 |
|---|
このデータの説明
📊 操業短縮手当の受給者数とは
その月に操業短縮手当を受給した労働者の数です。短縮した労働時間分の賃金(手取り)の原則60%(子どもがいる場合は67%)が支給されます。
🔢 算出方法
連邦雇用庁が企業からの精算の申請をもとに集計し、Destatisが月次で掲載しています。精算は後から行われるため、他の雇用統計より数か月遅れで公表されます。2005年1月以降の系列を掲載しています。
📈 経済への影響
受給者数は金融危機後の2009年5月に約147万人、コロナ禍の2020年4月には約601万人と過去最多になり、大量失業を防ぎました。その後は減りましたが、景気の低迷で2026年1〜2月には約50万人に増えました。2026年3月は約32万人です。
📋 活用例
ドイツの登録失業者数と比べると、操業短縮によって失業がどれだけ抑えられているかを考える材料になります。
よくある質問
操業短縮手当の受給者数(ドイツ)とは何ですか?
その月に操業短縮手当を受給した労働者の数です。短縮した労働時間分の賃金(手取り)の原則60%(子どもがいる場合は67%)が支給されます。
操業短縮手当の受給者数の直近の値は?
2026-03の操業短縮手当の受給者数(ドイツ)は31.7万人です。前年同月差 -10.2万人。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
コロナ禍で操業短縮手当はどのくらい使われましたか?
受給者数は2020年4月に約601万人と過去最多になりました。金融危機後のピーク(2009年5月、約147万人)の約4倍です。