単位労働コスト(時間当たり、ドイツ)推移グラフ
単位労働コストは、生産1単位を生み出すのにかかる人件費の目安で、時間当たりの雇用者報酬を時間当たりの労働生産性で割って算出します。Destatis(ドイツ連邦統計局)が国民経済計算として毎年公表しています。賃金が上がっても生産性が同じだけ上がれば単位労働コストは上がらないため、物価や国際競争力の観点から注目されます。米国の単位労働コストとあわせて確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が年、左軸(棒グラフ)が単位労働コストの指数(2020年=100)、右軸(オレンジの破線)が前年比(%)を示します。
データテーブル
| 年 | 指数(2020年=100) | 前年比 |
|---|
このデータの説明
📊 単位労働コストとは
雇用者1人1時間当たりの雇用者報酬(賃金+雇用主の社会保険料負担)を、就業者1人1時間当たりの実質GDP(労働生産性)で割った指数です。国内概念で、経済全体の値を掲載しています。
🔢 算出方法
Destatisが国民経済計算の雇用者報酬・労働時間・実質GDPから毎年算出します。1991年以降の系列があります。
📈 経済への影響
単位労働コストは2000年代には賃金の抑制で横ばいが続き(2000年76.8、2007年75.6)、ドイツの輸出競争力を支えました。2023年以降は、時間当たりの雇用者報酬が2023年+6.5%、2024年+4.7%、2025年+5.4%と伸びた一方、時間当たりの労働生産性は2023年−1.2%、2024年−0.3%、2025年+1.1%とほとんど伸びず、単位労働コストは2023年+7.8%、2024年+5.1%、2025年+4.3%と大きく上がっています。
📋 活用例
ドイツの労働コスト指数と比べると、生産性の伸びを加味した場合の人件費の負担の変化を確認できます。
よくある質問
単位労働コスト(時間当たり、ドイツ)とは何ですか?
雇用者1人1時間当たりの雇用者報酬(賃金+雇用主の社会保険料負担)を、就業者1人1時間当たりの実質GDP(労働生産性)で割った指数です。国内概念で、経済全体の値を掲載しています。
単位労働コスト(時間当たり、ドイツ)の直近の値は?
2025の単位労働コスト(時間当たり、ドイツ)は121.8(2020年=100)です。前年比 +4.3%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
ドイツの単位労働コストはなぜ上がっているのですか?
2023年以降、時間当たりの雇用者報酬が年4.7〜6.5%伸びた一方で、時間当たりの労働生産性がほとんど伸びていない(2023〜2024年は低下)ためです。単位労働コストは2023年に前年比+7.8%、2024年+5.1%、2025年+4.3%と上昇が続いています。